ソードアート・オンライン アリシゼーション 第8話「剣士の矜持」感想

心意の映像化を硬軟合わせて

アリシゼーション 第8話「剣士の矜持」は、ついに言葉として「心意」が登場。剣と花、その双方を映像化することで奇跡のハードルを下げていく。ネタバレ前のあらすじは以下。

学院の主席であるウォロ・リーバンテインと実剣による手合わせをすることになったキリト。観衆たちの好奇の目にさらされるなか、ソルティリーナからの激励を受けて、キリトとウォロの立ち合いが開始された。ウォロは開始早々から秘奥義の構えを取り……それを見たキリトは、縦斬り四連撃バーチカル・スクエアで対抗する。2人の力は相応に思えたが、ウォロが背負うリーバンテイン家の祖先の戦士たちの《イメージ力》が強い剣圧となってキリトを凌駕する。

ソードアート・オンライン アリシゼーション 第8話「剣士の矜持」

脚本:木澤行人
演出:河合滋樹
総作画監督:鈴木 豪
作画監督:成川多加志、飯田遥、波部崇

剣と花

物理的に泥を塗られたキリトを懲罰するウォロ先輩との実戦を、心意の力でしのぐキリト。ウォロ先輩が「血を吸わせると剣が強くなる」と信じている家系の出身ゆえ、代々の心意が剣に重みを与えている。これに対するキリト氏、記憶を持ったままアンダーワールドに投げ込まれたためアスナをはじめとする仲間の数で心意を補いシステムコール。オブジェクトの構成を量子脳たるフラクトライトで上書きするという、アンダーワールドの真理をまず剣技で見せる。

懲罰試合の後はライオスのヘイト集め。キリトがソルティリーナ先輩のため、ひいては自分のために育てていた花のつぼみを刈り取るという、低レベルの嫌がらせをやってのけるライオス。無残に刻まれた花を心意で咲かせて見せるキリト。

はい。ここ伏線です。Web版しか知らないので商用版でこの描写があるのかどうかわからんけど、分かりやすく伏せてる。谷の脇の草むら並みに見えみえの伏兵潜ませてる。すでに胸が痛い。

ティーゼとロニエ登場

そして卒業シーズン。ソルティリーナ先輩がウォロ先輩に勝利し、ナレ昇進で上級修剣士になるキリトとユージオ。そこにティーゼとロニエが傍付きとして登場。

はい、かわいい。もう布石は十分ですね。全国何棟あるかしらんけどレオパレスの壁にいくつか穴が開くくらいのヘイトを集められるはず。

ロニエとティーゼとほのぼのしたところで「何でここにいるのか忘れておいでで?」「忘れるかよ。ようやくここまで来たんだぜ」の掛け合いの後にそびえ立つ尖塔、セントラル・カセドラルを再度チラ見せしたところで今回は終わり。

次回は「貴族の責務」。ヘイトをさらに集めてからあのシーンなのか、いきなり限界突破なのか。どこまでやるのかね…

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