この世の果てで恋を唄う少女YU-NO 第18話 「デラ=グラントの黄昏」ネタバレ感想

YU-NOアニメ版、17.5話の総集編に続く異世界編。デラ=グラントでセーレスと出会い、人生を手に入れる回である。国歌はまだない。

セーレスとマザー

前回の17.5話、総集編こと特別編で「ここがデラ=グラントか…」をやってしまっているので、何の緊張感も無く異世界編に突入した。

三角山に戻って勢いを取り戻す構成の方が良かったのではないか。

まあ、それはさておき、異世界編で最初に出会うヒューマノイド、セーレスと人生を始めるための回でしょう18話は。「もしかして…しゃべれないの?」「(コクッ)」という、セーレスならではの掛け合いでスタートダッシュはOKです。

この構図、存外に良い

災害を待つ黄昏のデラ=グラント

セーレスとデラ=グラントを放浪し始め、目に入った民家を訪ねる二人。剣士のアイリアがベッドに伏せっており、当たり前だが不審者扱いされる。だが怪我か病気か、精根尽きてたくやに剣を突きつけたまま気を失う。

やがて回復したアイリアの口から400年の1度の災害が語られる。400年周期説をさんざん説明してきたアニメ版なので、観ているこっちはピンと来るしかない。

災害をやり過ごすには、5年後に聖なる巫女が儀式を終える必要があるらしい。巫女はその役割のために声を失うことも…ということで、セーレスが巫女なのでは?と当然の疑問をぶつけるたくや。でもセーレスが巫女であるはずはない、とアイリアは答える。帝都からここまで、あのラファエル砂漠を越えることはできない、と。

場面が変わってデータセンター。神帝様、セーレス捜索を指示し、「私はマザーの意思を確認する」と宣言。いかにもな明滅するコンピューターっぽい何かに囲まれているので、AIになんか聞くのね。これも分かりやすい。

データセンターの神

アイリアを失ったたくやは、ラファエル砂漠を越えようとアイリアの家を発つ。でもなぜそうなるのか、毎回忘れてしまう。

見直したら、絶命寸前のアイリアがセーレスに「なすべきことをせよ」と遺言し、たくやが「俺のなすべきこと…(超念石ゲットして神奈ちゃんを救う)」となって砂漠の中にある採掘場に向かう、という筋立てだった。

原作でもこうだったっけ?

だが砂漠なのにスーツは着ないわ水筒は穴が開いてて水ダダ漏れだわで、引き返すたくや。たくやの後を追ったセーレスがすれ違いで遭難することになり、譫妄状態に。

「マザー、マザーの語ったことは偽り…?」とセーレス。マザーって、さっき神帝が意見を聞きにいったアレですね。

ここでセーレスがいなくなったことに気がついたたくやに、セーレスのテレパスが届く。やっぱり声を失った巫女感がだいぶ薄れてる。

砂漠でセーレスを助け、「(あなたとの出会いは…運命)」とテレパスで会話。そしてキス。うーん、セーレスしゃべりすぎでは?

19話は「親子の絆」

おそらく次回はセーレスと所帯を持ち、ユーノを生んで鍛錬に励む人生回。国歌はなんだろうね。まあ、こっちが先です。タイトルは 「親子の絆」ということで、ユーノ登場は確定ですな。

スタッフロールの神帝のキャストは「????」だった。エンディングは完全に先の展開をネタバレしていくスタイル。

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長岡康史氏の書き下ろし化粧箱とか懐古すぎる

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