SAO アリシゼーション WoU 第19話「覚醒」ネタバレ感想 キリト無双

ヴァサゴ戦のあおりを食ったアスナさんとの邂逅

SAO アリシゼーション WoU 第19話「覚醒」は、復活したキリトのヴァサゴとの戦闘シーンが中心のバトル回。アスナとのある重要なやり取りが割愛されていた。

ネタバレ回避のあらすじは以下。

《アインクラッド》の悪夢から抜け出し、ついにキリトが意識を取り戻す。右手に《夜空の剣》、左手に折れた《青薔薇の剣》を握るキリトは、死者のリソースを吸収し巨大化した《友切包丁》を持つヴァサゴと対峙する。憎悪の心意を増幅させるヴァサゴの剣撃に、キリトはじりじりと押し込まれていく。そして《友切包丁》がキリトの身体を両断しようと迫ったそのとき、金色に輝く手が《夜空の剣》に添えられる。

STAFF
脚本:漆原虹平
絵コンテ:中重俊祐
演出:中重俊祐
総作画監督:山本由美子
作画監督:石川愛理、鈴木理彩、今岡大、監物ケビン雄太、森前和也、木村行隆、中重俊祐、山本由美子
アクション作画監督:丸山大勝

https://sao-alicization.net/story/?id=19

完全復活したキリトがヴァサゴとの決着を付け、いよいよ果ての祭壇に着いたアリスの眼前で、キリト vs. ガブリエル・ミラー戦が始まろうとするところで終わる。

ユージオはどういう存在なのか

どんどん大きくなる友切包丁をふるうヴァサゴと、右手に夜空の剣、左手に折れた青薔薇の剣を握りしめるキリト。ヴァサゴがショータイムの続きを、と破顔一笑したところでアヴァンは終わり。

CM明け、キリト無双になるかと思いきやヴァサゴも強い。まだ、本当の意味で覚醒はしていない。原作では、大切な人を失い、傷ついたセルフイメージの影響が肉体に出ている、とアスナさんが考察する場面がある。

その大切な人、ユージオにキリト先輩を助けて、と祈りを捧げるティーゼ。何かの気配にハッと顔を上げ、それをアスナもまた感じ取る。

するとキリトの目に見える形で、夜空の剣に手を添えるユージオの姿が! 原作だと金色の腕、という表現でぼんやりと誰かが、キリトやティーゼには分かる何かが剣を支えるところ、アニメ版では完全にユージオだ。

完全にユージオ

ユージオを感じ取ることで、青薔薇の剣をリリース・リコレクション、で中韓プレイヤーを解放していく。色とりどりの粒子となって散るエフェクトは、青薔薇の剣の力で放たれた生命リソースだ。

「キリトくん、彼らを苦しませないようにログアウトさせているのね」と説明セリフのアスナさん。こんな浮いたセリフあったか…と思って原作を読み返したら該当するセリフは無かった。納得の浮きセリフ。この後のユウキも原作は声だけです。

何というか、姿を見せすぎで、かなりご都合主義に映ってしまうのではと心配になる。実はWeb版では、アニメ版と同様にユージオとしてアスナやティーゼに認識されていた。これはアンダーワールドというか、SAO世界のシステムとしてどうなの、という感じで原作では薄められた部分だったので、分かりやすさ優先の改悪と感じた。

SAO時代の黒の剣士として覚醒

さて、ユージオの力を借りたキリトさん、夜空の剣ことギガスシダーの剣の記憶も解放、リリース・リコレクション!でSAO時代の二刀流、黒の剣士の姿に変貌する。シノンがやってのけたように、二刀流の剣士のイメージと言えばSAO時代のあれだろう。

第二ラウンド、神聖術バースト・エレメントでフェイントをかけたキリトに、分身で対抗するヴァサゴ。結果、キリトの二刀流で友切包丁を木っ端みじんに。

勝負あった、となっても、どうせログアウトするだけで、キリトとアスナを狙い続ける、と捨て台詞を吐くヴァサゴ。ところが冷静に、これで終わりだと切って捨てるキリト。ログアウトすることはない、という。

元々は木の枝だった夜空の剣のパワーで、巨木に姿を変えるヴァサゴ。そのキリトの姿に王を見出したのか、跪く人界軍の兵士たち。

だがちょっと待って。ヴァサゴは副将。存在を忘れかけていた皇帝ベクタことガブリエル・ミラーは健在だ。早速、再会を喜ぶアスナとともに、飛び立つキリトさん。神聖術でアスナを横抱きにして飛び去る。はいはい。

飛行スキル(自作)でお姫様抱っこである

オーシャンタートル、FLA倍率の攻防

メインコントロール。中韓プレイヤーのログアウトと静止したヴァサゴを見て、もはや等倍加速の意味が無いことを悟ったクリッター。FLA倍率を上げようとして、リミッターを解除する鍵穴があることに気づく。その次のシーンで、任せろ、と名前を忘れた戦闘員が銃を構える。いや、任せられんだろ…

1200倍で通常リミット

サブコントロールでは、輸血を受ける比嘉に凛子と菊岡が状況を説明。キリト覚醒で中韓プレイヤーをログアウトさせた、と説明しているところに、限界加速フェーズの警報音。原作だと解錠してどこまで加速できるんだろ…と好奇心が勝っているところに唐突にコンソールが爆発するというギャグ展開なので、場面転換でごまかしたアニメ版はえらいと思います。

500万倍の加速に付いていけない六本木ラースのシノンとリーファはともかく、キリトとアスナのSTLの切断処理をするには、メインコントロールでの操作が必要だ。内部から10分でログアウトできないかと、アンダーワールド内のキリトに呼びかける菊岡。アスナは聞こえていないが、いったん限界加速フェーズに入ると、解除までにアンダーワールド内部で200年が経過してしまうことを伝える。

アリスを助けに行こう、と聖人アスナさん

原作だと感極まって事に及ぶのだが、そこは戦時中なのでカットです。妥当だと思います。はい。でもアスナがボロボロになっていたのを見たキリトが、アンダーワールド内の激しい苦痛に耐えたアスナに愛の深さを感じる下りは残してほしかったな。

果ての祭壇に着くアリス

追われる側のアリスは、追いつく皇帝ベクタを横目に、目に見えてきた果ての祭壇を目指す。

果ての祭壇

祭壇の背後にあるのは壁。この壁はアンダーワールドの進入禁止エリアでしかないので、後々いろいろあります。

さて、もはや皇帝ベクタのアバターではないので、ガブリエル・ミラーでしかないミラーさん。アリスを守ろうとする雨縁に止めを刺そうとするも、何かに阻まれる。キリトさん、現着です。

その姿を見て、感極まるアリスと、キリト vs. ガブリエル戦の始まりを示すカットでエンディング。

添い寝の甲斐がありました

次回タイトルは「夜空の剣」。はっ!そういえば、さんざん夜空の剣、夜空の剣書いてきたが、まだ未命名なのだったのでは?。でもあらすじに「夜空の剣」って書いてあるからいいのか? 待て次回!

コメント

  1. 匿名 より:

    キリトは剣術じゃなくて管理者権限で勝つヒーローってことなんだろうけどこいつがいるだけで心意システムで戦ってたキャラがみんな道化になるから実は嫌われてるんだろうな
    pohとかいう代行者がホモを拗らせてだらだら悪態ついてくれたおかげで目立たないけどモブを生贄にして無駄にパワーアップしてからさらにチートを使うとかただのレバノン杉のラスボスでしかないし周りの介護や持ち上げっぷりを見てると主役の嫌われ者がキリト様に優しい世界にならなきゃ目覚めないって駄々をこねてただけの話に見えるしな
    憎しみをばら撒くとかって話も盗作先のキャラを誤記と立場のすり替えで悪役に仕立て上げて主人公もとい盗作者やってる薄っぺらい誤記ブリAI上級国民である川原礫が普段から情報統制と煽動をやらせてるまとめサイトの管理者に文句つけて正義面してるだけなんじゃないの
    とりあえずキリトと唱えれば何やっても許されそうだしな

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