始まりました塔バトル、Web版読者には新鮮
ソードアート・オンライン アリシゼーション(SAO) 第14話「紅蓮の騎士」の視聴感想は、「2期1話にしてはだるい」という感じ。アドミニストレータが待つ塔の頂上へと向かう連続バトルの初戦と次戦の敵のチラ見せで終わる。ネタバレ回避のあらすじは以下。
カーディナルから世界の命運を託され、キリトとユージオは、《セントラル・カセドラル》の最上階を目指す。中途では武具保管庫に置かれた膨大な武器の中から奪われた愛剣を無事に見つけた2人だが、そこに整合騎士デュソルバート・シンセシス・セブンの弓矢が襲い掛かる。彼の操る神器《熾焔弓》から放たれる無数の矢を辛くも弾き切った2人だが、矢を使い切ったはずのデュソルバートの弓にとある変化が起きる。
ソードアート・オンライン アリシゼーション 第14話「紅蓮の騎士」
https://sao-alicization.net/story/13.html
脚本:中本宗応
絵コンテ・演出:石川俊介
総作画監督:鈴木 豪
作画監督:チョン・ヨンフン、秋月 彩、三股浩史、木村行隆、北條直明、熊川ありさ
塔バトルの初回は整合騎士デュソルバート・シンセシス・セブンとの闘い。8年前にアリスを連れ去った整合騎士ですね。そのデュソルバートさん、キリトとユージオの心意で割とあっけなく結氷。一ケタ世代のくせに弱すぎなのですが、アインクラッド流という型から外れた剣技に意表を突かれた格好ということで。
敗れて潔く名乗ったところで、ユージオの回想でアリスを連れ去ったあのゴブリンスレイヤー…!じゃなくて整合騎士!となって逆鱗に触れ、おとなしく首を差し出し断頭寸前になる。武士だね。軽い伏線だね。
ところがデュソルバートさんにはアリスを連れ去った記憶がないとのこと。剣士としての振る舞いとそぐわないというやや薄弱な根拠で、アドミニストレータによるデュソルバートへの記憶操作を確信するキリトさん。SAOでビーター呼ばわりされてた頃より擦れてないキリトさん。
なぜか秘密の完全武装支配術
なんだかんだで、戦意を失ったデュソルバートを放置で先に進むキリトさんたち。デュソルバートにはキリト一行に対する生け捕り指令が出ていたとのことだが、その先の守りでは生死問わずとのこと。しかも複数の整合騎士が待ち構えているようだ。
サーティーだの何だの言ってるわけで、セントラル・カセドラルの親衛隊は一桁では済まないはず。そこでカーディナルさんに書いてもらった武装完全支配術のスクロールを手に対策を練るキリトさんたち。コマンドの読めるキリトさんがユージオのスクロールを読むと、二人の術の相性は良いらしい。
ユージオ「キリトのはどんな技なの?」
キリト「それは見てのお楽しみだ」
は? 作戦会議でそれ言う? ってこれWeb版でもやってました。
二人の少年剣士が女体化
先に進もうと階上を見上げると、帯剣した二人の少女が仁王立ち。ここでエンドロールが流れ始める。Web版だといけ好かない少年二人のはずだが、どうも少女になったらしい。キャラデザだけ?
次回はおそらく胸糞回?
この二人、かなり性格が悪いはず。Web版では割と居心地が悪い言動をするお子様たちなので、結構胸糞だった印象がある。まあ胸糞の対象は本人たちより境遇にあるわけだが。
次回は「烈日の騎士」。ということは、あのお子様はAパートでBパートが烈日さんなのね。ここは飛ばさないとダレる一方なので、このペースでいってほしい。
参謀役不在?のアドミニストレータさん
Web版だとアドミニストレータにとどめを刺す役どころの参謀役がそろそろ出てくる頃なのだが、小説版ではいないのかしら。
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