SAO アリシゼーション WoU 第7話「失格者の烙印」ネタバレ感想

人界守備軍の欠落を取り戻す

ソードアート・オンライン(SAO)アリシゼーションのWar of Underworld第7話「失格者の烙印」は、アドミニストレータ様にポンコツ扱いされていた凍結整合騎士レンリと、その再起を促すロニエ&ティーゼ、キリトさんおよび整合騎士リネル&フィゼルのエピソードを描く回だ。ネタバレ回避のあらすじは以下。

整合騎士レンリ・シンセシス・トゥエニセブンは補給部隊の守備を任されるが、初めての戦いに怖気づき、逃げ出してしまった。その結果、キリトがいる補給部隊のテントにまで、闇の軍勢であるゴブリンたちの侵入を許してしまう。

脚本:漆原虹平
絵コンテ:石井俊匡
演出:伊藤秀弥
総作画監督:山本由美子
作画監督:大高雄太、河野直人、今岡 大、臼井里江、松井瑠生、水野辰哉、徳岡絋平、山本由美子

https://sao-alicization.net/story/?id=ep07

アドミン様に蔑まされるレンリくん

前回の最後に炸裂した山ゴブリンの煙幕攻撃で混乱する後方からスタート。整合騎士リネル&フィゼルがレンリを気にかけながらゴブリン達をなぎ倒していく。

人じゃないので(描写が)強い

レンリが後方の補給部隊の倉庫で震えているところで、アドミン様との回想シーンに。

壊れたちゃったのね…

レンリは完全武装支配術が発動できず、アドミン様の指示でチュデルキンによって凍結の憂き目に。

そこにロニエとティーゼが登場。「逃げてきたんだよ」とあっさり告白するレンリくんの前に、混乱に乗じて補給部隊を狙うゴブリンが乱入。ロニエとティーゼの怯える顔が辛い。ここでキリトさんがロニエとティーゼを守ろうとするそぶりを見せる。レンリが感作され、戦意を取り戻す。

ロニエとティーゼ、ここまでずっと辛い二人だが、ロニエはアリシゼーション最高の台詞が待っているのでしばらく我慢だ。

レンリを認めるリネル&フィゼル

ゴブリンこそあっさり倒したレンリくんだが、山ゴブリンの長であるコソギとの一騎打ちでは苦戦する。ここでキリトさんに触発されたからか、リリース・リコレクションに成功。

この発動描写と効果音が良い。SAOは音が良い

双翼刃を解放し、コソギを両断する。

リネル&フィゼルが現れ、ゴブリンの殲滅をレンリに報告。整合騎士としてコソギを倒したレンリに対して敬意を示す。

神作画に敬意を

場面替わってダークテリトリー軍の後方第2軍、暗黒術士のディー。軍師役で皇帝ベクタの興を削がぬように焦りまくり、飛行ユニットの「ミニオン」を全力投入する。Web版では「ドローン」と言っていたが、ドローンよりミニオンの方が軍団感が出るからかね。

策士

ミニオンはアンダーワールドではチート戦力で、これに蹂躙されると縦深陣を築けない人界守備軍はあっさり負ける。なのでベルクーリはミニオン対策に注力。時穿剣であらかじめ空中に罠を仕掛け、800のミニオンを殲滅する。

使徒ではない

アリス考案のソーラレイ

ミニオン殲滅を眺めるアリス。ベルクーリの時穿剣発動を遠目に、鏡面の球体を操り始める。

ディーはミニオンに対抗可能な飛行戦力、飛龍の動向を気にかける。だが飛龍の存在は確認できないとの情報を得て、武装完全支配術の威力を推し量る。だがこの世の術は空間リソースを消費するため、連発はできないはずと暗黒術士団による第二次攻撃に移る。

大量破壊兵器を使う覚悟を決めているところ

空間リソースを巡る戦い

ところがオーガの弩弓隊と暗黒術士による一斉斉唱を組み合わせた誘導広域焼却弾の発射は、アリスによる空間リソースの集積によって不発に終わる。命が空間リソースを満たす素になるというのに、何故?(伏線)

空間リソースを集めながら、その感触が人界守備軍とダークテリトリー軍とで同じことに戸惑うアリス。両者が同じフラクトライトであること肌で感じ取っているわけだ。

金木犀の剣でバーストエレメント解放

リソースを光素に変換し、鏡面球体内部で保持し続けたアリス。超高エネルギーな光メモリだね。その威力は峡谷のオーガと暗黒術士を一層するほど。完全にソーラレイです。

威力に恐怖するもキリトさん防御戦なので慈悲は無い

次回は「血と命」

オーガと暗黒術士を一掃したアリスがうつむいたところで今回は終わり。タイトルこそ失格者の烙印とレンリ回ではあったが、Bパートはほぼアリス。「失格者」だけなら、完全ボトムアップ型AIたるアリスをも含むタイトルになったのではないかと思わなくもない。

次回は「血と命」ということで、枯渇した空間リソースを巡る凄惨な戦いが幕を開ける。

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