三菱電機 排気が綺麗な掃除機「TC-BD10P」を分解して修理した

TC-BD10Pを買って2年近くなる。性能のわりに軽く重宝していたのだが,大分ガタが来ている。ヘッドのブラシが回転しなくなったので,分解を試みた。結局復活したのでメモ。

故障の原因

・ロングノズル継ぎ手の断線

→ネジを緩めてカバーを外すと,ピンのオスメスの間にケーブルが付いている。これが断線していたので,半田付を試みるも巧くハンダがのらない。結局テープで固定。後日改めて修理の必要有り。

・ヘッド内スイッチの接触不良

→事故防止のため,ヘッドを持ち上げるとブラシが回転しない安全装置が付いている。ヘッドを上げると車輪が出てくる。この車輪を押し込むとモーターが回る。もちろんヘッド上げた状態ではこの車輪は押せない。パチンコ玉のような金属球が入り込む仕組み。ヘッドを分解すると,中はホコリだらけ。ヘッド内へのホコリ侵入を防ぐフィルタはホコリまみれ。まずこれを掃除。スイッチの可動部分もホコリで埋まっていたので除去。無事に動くようになる。

結果

・ブラシの回転は快調

・ヘッドを掃除したため吸い込みの様子が新品同様に

買い換えの判断

・非常にメンテナンスしやすい構造でいくらでも直せそう

・HEPAボックスの優位性は揺るがないので,機構的に古くはなっていない

・日立が新製品を出したが,これは紙パックの改良と上方排気の賜物。三菱も紙パック改良のリリースを出していることから,まだ延命できそう

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