無職転生Ⅱ 第11話「あなたへ」ネタバレ感想 シルフィ再度

無職転生Ⅱ第11話「あなたへ」は、無言のフィッツとしてルーデウスと親交を深めていたフィッツ先輩が、ルーデウスの前にシルフィエットとしての正体を明かラブコメ回。エンディングがCパートのように機能する、最終回直前の神回だった。

ネタバレ回避のあらすじは以下。

フィッツは実は女性だった。彼女の体に触れたことで自分の不能が治る兆しもあった。ルーデウスはフィッツの存在に希望を見出すが、彼女が男性と偽っていることから距離感に思い悩む。そこにルークが訪ねてきて…。一方、フィッツはアリエルからある言葉をかけられる。

https://mushokutensei.jp/story/2-11/

泥沼のルーデウス再び

今回のアバンはルーデウスのモノローグから。フィッツ先輩との接触(物理)でEDが治る気配を見せたものの、それから進展が無い。考え事をしながら歩いていると、ルークが声をかけてくる。

「フィッツのことで話がある」と切り出され、警戒心を強めるルーデウス。フィッツの秘密を暴こうとしているかのように、ルークやアリエル王女からは見えるのかと、敵対するつもりがないことをルーク先輩に伝える。

ルークはパウロの弟の息子なので、ルーデウスの従兄弟にあたる

知らないふりをしてくれる、というのは、何か思惑があるはずと思ったルークは、その理由を聞く。ルークにとってルーデウスはグレイラット家の一員であり、何らかの権謀術数があるはずと思いがちなのだ。

アスラ王国の上級貴族であるグレイラット家は、エリスが属していたボレアス、ルークやパウロのノトス、ほかあまり登場しないがエウロスとゼピュロスの本家筋4家系がある。

フィッツ先輩の邪魔にならないようにと、初期泥沼時代のように一歩引くようになったルーデウス。やはり少し辛い、と弱音を吐いたところでアバンは終わりである。

アリエル王女と作戦会議

CM明け、アリエル様とルークに呼び出されるフィッツ先輩。アリエルは、ルーデウスがフィッツが女であると分かっていること、義理を通そうと秘密を守ろうとしていること、と状況を整理したうえで、フィッツに「あなたはどうするのですか」とやんわりと決断を迫る。

フィッツヘタレ裁判

勇気を出して正体を明かしては、というアリエル様。フィッツはあくまでも無言のフィッツとしてアリエル王女の護衛としての立ち位置を守ろうとし、首を縦に振らない。それは裏切りだよ、とさえ言う。

友人としてふるまうアリエル王女。小説版よりマイルドに見えるが十分な変態である

アリエル様が再度、今あなたは何をしたいのか、と優しく問うと、フィッツは絞り出すように、ルディと添い遂げたい、と心の内を明かす。

変態だがサイコパスではないアリエル様

一歩進んだところで、問題はこの状況。「ルディが僕のことを思い出してくれなかったら、きっと立ち直れないと思う」ということで、ルーデウスがシルフィエットを思い出す状況を作り出す作戦会議に移る。

却下:
・正面から「ブエナ村で一緒に育ったシルフィエットです」という
・(緑の)髪を理由にいじめられていてところを助けてもらったことを思い出させる

採用:
・ルディと混浴するときにパンツを引きずり下されて号泣したシーンを再現

フィッツはルディとどう添い遂げたいのか、と聞くアリエル様に、子供は何人ほしいだの、たくさんしようね、だの、完全にキマった感じで思いのたけを話す。シルフィはこの後に「強い女」として物語を牽引していくので、その伏線でもある。引いちゃだめだ。

フィッツは強いので忘れないように

ヘタれた失敗は許さず、土壇場でヘタれたらルーデウスとの一切の接触をアスラ王国第二往生の名において禁止する、と前置いたうえで、作戦を伝える。

雨と森の洞窟

場面変わって、ルーデウスに頼みごとをするフィッツ先輩。氷の森の奥地にあるフリーズフリンジドという花を、少ない人数で取りに行きたいと。アリエル様がある貴族に、4人の用心棒で取りにいけたぜフフン、と自慢されたとかなんとか。

ルーデウスは目的を達成する手段を考えるのが得意なので、冒険者から買いますね、とか、ステップトリーダーの面々を集めて、とか解決策を持ち出すも、慌てて止めるフィッツ先輩。ルーデウスと二人で森に入るのが目的だからね。

何とかルディをだまくらかして森に連れ込むフィッツさん

森に入る二人は、ルーデウスの魔法で雪を溶かしながら直線コースで進んでいく。杖の話をし始め、持ってみてもいいかな?とルーデウスに頼むフィッツ先輩。原作だと、太さを聞いてくるルーデウスはフィッツ先輩に「太い」と言わせたいゲス顔ニチャァなのだが、アニメ版ではそんな表情にはさせていない。杖の話でエリスを思い出したかのように寂しげな表情を見せる。

フィッツ先輩はアクアハーティアを握り締め、魔道具らしき指輪に向かって「赤の塔」とつぶやく。

ラッセルルーデウス

すると雲が湧きおこり、雨が降りそうな空模様になる。アニメ版では特に説明が無いが、連絡を受けたアリエル様が上級水魔術師を二人雇って天候を操作している。

とはいえ天候操作はお手の物なルーデウス。すぐに散らしますので、と雲を消そうとするも、フィッツ先輩もアクアハーティアの力を借り全力で雨を降らそうし、成功する。

アクアハーティアパワーでルディに打ち勝つフィッツさん

この先の洞窟で雨宿りをすることになる二人。濡れた状態で洞窟に入っていくところでAパートは終了だ。

濡れないと意味がない

フィッツ先輩からシルフィへ

CM明け、ルーデウスも馬鹿ではないので、フィッツ先輩の様子がおかしいこと、魔術による妨害を受けたことに気づいている。

自分の服を乾かし、フィッツ先輩のそうできるようにと後ろを向くルーデウス。それでも着替えようとしないフィッツ先輩に、個室を作るか、洞窟を自分だけ出ていくか、と促す。

後戻りはしないフィッツさん

ルーデウスの手を引くフィッツ先輩は「自分じゃ脱げないんだ。脱がせてよ」と言う。ルーデウスの脳裏によぎる過去の記憶。「もしかしてフィッツ先輩の本名はシルフィエットというのではないでしょうか」と遂に思い当る。

シルフィの笑みが優しい

堰を切ったように、ブエナ村でずっと待っていたこと、昔から好きだったこと、ずっと一緒にいたいことを伝える泣き顔のシルフィがそこいた。

ずっと一緒にいたいです、でエンディングに突入する。エンディング曲の「」の歌詞は、すべてシルフィの独白だ。今回のCパートとして仕込まれていた格好になる。

伏線回収エンディング

次回は「伝えたい」

次回のタイトルは「伝えたい」。いよいよ2期1クール目の最終回だ。シルフィと結ばれるところで終わるのだろうか。2期2クール目の1話がどうなるか、まだ先は読めない。

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