次回の戦闘に向けて盛り上げる前夜祭回
ソードアート・オンライン(SAO)アリシゼーションのWar of Underworld第6話「騎士たちの戦い」は、開戦したダークテリトリー軍と人界守備軍の戦闘を先鋒となる整合騎士を軸に描く。いわばデュソルバートとファナティオ回だ。ネタバレ回避のあらすじは以下。
《最終負荷実験》が始まり、《東の大門》がついに崩壊した。皇帝ベクタとなったガブリエルにたきつけられ、大規模な軍隊を形成した闇の軍勢は、人界へと進軍する。迎え撃つ少数精鋭の人界軍は、部隊を分けて迎え撃つ。絶望的な戦力差にもかかわらず、人界軍の整合騎士たちは一騎当千の凄まじい力で敵を打ち倒していく。だが闇の軍勢はその圧倒的な兵数で徐々に人界軍を蹴散らしていくのだった。
脚本:木澤行人
https://sao-alicization.net/story/?id=ep06
絵コンテ:大塚 健
演出:鈴木拓磨
総作画監督:戸谷賢都
作画監督:大高美奈、前田達之、秋月 彩、山本亮友
前回の特殊エンディングを再度繰り返し、ダークテリトリー軍の編成と人界守備軍の編成をざっと紹介する。
ダークテリトリー軍
山ゴブリン族 コソギ
平地ゴブリン族 シボリ
オーク族 リルピリン
ジャイアント族 シグロシグ
オーガ族 フルグル
拳闘士ギルド イスカーン
暗黒術士ギルド ディー・アイ・エル
暗黒騎士 ヴァサゴ
暗黒神 ベクタ
人界守備軍
第1部隊右翼 整合騎士デュソルバート・シンセシス・セブン
第1部隊中央 整合騎士副長ファナティオ・シンセシス・ツー
第1部隊左翼 整合騎士エルドリエ・シンセシス・サーティーワン
第2部隊右翼 シェータ・シンセシス・トゥエルブ
第2部隊左翼 レンリ・シンセシス・トゥエニセブン
第2部隊中央 整合騎士長ベルクーリ・シンセシス・ワン
特殊部隊 整合騎士アリス・シンセシス・サーティ
個の力の人界守備軍、集団戦のダークテリトリー軍
ポリゴンではなく、STLに接続したものしか見られない豪華なショー、ということで皇帝ベクタの突撃号令で開戦になる。人界守備軍の様子を軽く見せ、上空を遊弋するアリスと雨縁の姿でオープニングは終わり。
ちなみにアリスだけ上空を遊弋するのは、まだ種明かしはされないが空間リソースを使い尽くすためだ。
でもシェータとレンリだけ「整合騎士」が付いていないのは、アドミニストレータではなくベルクーリによって目覚めさせられたためだろうか。
二人の狙撃手
開戦冒頭の主役は、遠距離攻撃に長けたデュソルバートとファナティオ。デュソルバートは範囲攻撃で先鋒のゴブリン達をなぎ払い、ファナティオはジャイアント族の長であるシグロシグを狙撃する。
シグロシグへの狙撃はわずかに外れ、右耳を削がれてその場に倒れ込む。恐怖の表情を見せるシグロシグ。
開戦劈頭の戦況を冷静に分析する、第2部隊右翼の整合騎士リネル・シンセシス・トゥエニエイトとフィゼル・シンセシス・トゥエニナイン。左翼後方の補給部隊に言及し、顔を見合わせてニヤリと笑ってからどこかに姿を消す。
エルドリエ、レンリは防勢
山ゴブリンは煙幕攻撃でエルドリエの第1部隊左翼を混乱に陥れる。同士討ちの危険から立ち往生するエルドリエ達。アンダーワールドに火薬は存在せず、原作では爆発する虫を原料としたという描写があった。
その後方のレンリは、散々怯えていた描写の通り逃走する。指揮を仰ごうとするも、レンリの姿が見えず呆然とする第2部隊左翼。後ろ姿で遁走するレンリの姿が。いや、それは分かりやすくしすぎでしょ… 確かにどう逃げたのか、原作でも具体的な描写は無いのだけれど。
CM明けは、シグロシグがバグり始める描写から。強者たる存在であることが前提のジャイアント族なので、人間ごときに負けるわけない、とフラクトライトが暴走。ファナティオのライトキューブに到達する。ファナティオ側近のダキラが身を挺して守る。
デュソルバートは平地ゴブリン族の猛攻を受け、直接攻撃を許してしまう。弓が尽きたデュソルバートだが、剣を使って再度神器を開放。族長を粉砕し、盛り返す。
ベルクーリは、飛龍とミニオンを気にかける。飛行戦力の有無が勝敗を決めるということらしい。まあ対空砲火とか無さそうだし。
戦いの中で放たれる空間リソースを集め続けるアリス。ルミナス・エレメントを球状に集め、ミラーコーティングしていく。
最後はひっそりとした補給部隊のテントに場面が移り、物陰に隠れて震えるレンリでエンディングへ。アリスのシーンで終わってよかったのでは…?
次回は「失格者の烙印」
と思ったら次回はレンリはエンハンス・アーマメントもリリース・リコレクションもできず、アドミニストレータに失格者とされた過去がある。
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