コード871と青いオジサン
ソードアート・オンライン アリシゼーション(SAO) 第10話「禁忌目録」は、ロニエとティーゼに対する胸糞展開と天命を削いではならないという禁忌を小道具に、ユージオの限界突破と再会を描くジャンプ回。ネタバレ回避のあらすじは以下。
ソードアート・オンライン アリシゼーション 第10話「禁忌目録」
キリトとユージオの《傍付き》であるロニエとティーゼの帰りが遅い。2人を捜そうと部屋の窓から外に飛び出すキリト。それと入れ違いでユージオの元にやってきたフレニーカは、自分がウンベールにされた屈辱的な行為と、その行為についてウンベールたちに抗議に行ったティーゼとロニエがいまだに戻らないことを打ち明ける。嫌な予感に駆られたユージオは、急いでウンベールの部屋へと向かうが、そこでは最悪の事態が今まさに始まろうとしていた。
脚本:中本宗応
演出:中重俊祐
総作画監督:鈴木 豪
作画監督:秋月彩、チョン・ヨンフン、伊藤公規、古住千秋
ロニエとティーゼ、未遂だが十分過ぎる胸糞
ユージオがライオスとウンベールを叩き切る回なのだが、禁忌目録の限界突破を防ぐ「コード871」をどう打ち破るかを描く必要がある。禁忌を侵そうとすると右目が痛み、果ては破裂してしまう。そんなアンダーワールド人であるユージオが、アリスの時には果たせなかった一歩を踏み出させるにはどうするか。
Web版では、事後に乗り込む。これはもう切るね。切るしかない。問答無用で。今Web版読もうと思って探したらネット上には見当たらなかった… 16.5話はあったがまた別のお話。
で、読んだことはないが書籍版では未遂に終わるらしいということだった。アニメ版も同様なのでどう説得力を持たせてくれるか気になっていた。
ふたを開けてみれば、足が動かないユージオの眼前で事をなそうとするライオスとウンベールという描き方で、地上波の限界に近い舌なめずりに割と戦慄した。これは切るね。むしろ切る。
ライオス殿、デッドロック
ウンベールは片腕、ライオスは両腕をぶった切られる。
ウンベールはロニエを縛っていたロープをほどき、それで止血する。ライオスはユージオを断罪しようと剣を振りかぶると、キリトに防がれ一戦ののちに両腕ロスト。
止血しようとウンベールにロープを求めるライオス殿。ところがロープを外すとウンベールが再出血するため、禁忌目録に反するらしい。えっ。ティーゼとロニエのロープが残ってるから、それを使えばいいのでは。まあ混乱しているから仕方ない…か? ウンベールがライオスにほの暗い気持ちを抱いている描写でもあれば納得もしただろうに。
結果、ライオスは人の命を犠牲に自分が助かる、というロジックを用意していない禁忌目録のせいでデッドロックで即死判定。ウンベールはどっか行った。助かるのね。そんなこんなで、現実世界の監視プログラムっぽい青いオジサンが空中に表れて、思わせぶりなセリフを吐く。「前にどこかで…」とユージオ。どこだっけ?
そしてあの高い塔へ
ユージオの右目を治療してあげるアズリカ先生。大罪人に対する態度ではないのが気になる。いろいろと分かっていたのだろうか。
ユージオには「その剣とその友を信じなさい」
キリトには「あなたがあの塔に達したとき、何かが起きる」
いや起きるんだけどね…
そしてアリスとの再会。…詩羽先輩!じゃなくて中身の変わったアリスだった。
ガブリエルの登場はまだ?
次回は「セントラル・カセドラル」。Web版だとガブリエルの回想に飛ぶのだが、このタイトルだと違うよね。捕らえられた二人が塔の上を目指すんだろう。どこで1期が終わるのか。
コメント
書き方悪いけど、処女厨とかいる中でよくやんな・・・。ティーゼやロニエが好きな奴らからすりゃ(半場NTRとなって)見る気なくすし、処女厨に見つかれば汚物レベルの書き方をされる。書籍やアニメ側はよくやった・・・