響け!ユーフォニアム2 第7話 京都駅ビルコンサート

全国大会前のごたごたは、演奏に集中したい者にとって憎々しい存在。副部長こと明日香先輩はその筆頭だが、自らが火種になる。それだけに、周りのサポートを疎ましく思い、部長の心遣いに偽りの微笑みを見せる。切り捨てたい。その考えを煌めかせた刹那、受け入れるのが最も穏便に済ませる術と考え直し、場を収める。その落としどころに至った、至らせた部長を、少しは見直しただろうか。

挿入曲は宝島だった。吹奏楽におけるポップスの王道。誰しも一度は吹いたことがあるはずだ。編曲は真島俊夫氏。トランペットとトロンボーンに見せ場がある。でもその直前、アルトサックスのソロがバリサクになっている、という演出でフェードアウト。回を締める。コーラル・ブルー。

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