無職転生Ⅲ 第12話「終わりと始まり」ネタバレ感想 灯

 無職転生Ⅲ第12話「終わりと始まり」は、一つの人生の終わりと始まりを一夜で描き切る神回だ。未来から来たという老人は、これからルーデウスが失う最愛の妻たち、ロキシー、シルフィ、エリスの顛末を語り、その仇となるヒトガミには五十年かけてもたどり着けなかったと告げ、そのまま息を引き取る。未来の自分が「人生にやり直しはない」と告げてその生涯を終え、それを受け止めたもう一つの人生が始まる。

ネタバレ回避のあらすじは以下。

「俺は、未来から来た」突如現れた老人はそうルーデウスに告げる。戸惑うルーデウスに対し、老人はこれからルーデウス自身に降りかかるという残酷で悲惨な出来事、そして、その全ての元凶について語る……。

https://mushokutensei.jp/story/3-12/

未来から、来た

 12話のアバンは、前回の名乗りのすぐ続きから。未来の俺なのかと聞き返すルーデウスに、老人は「今からだいたい50年後のお前だ」と答える。老人はルーデウスの前世の名前を知っていた。この世界で、自分しか知らないはずの名前を。畳みかけるように「信じる理由はそれだけじゃ足りないか」と揺さぶってくる。

 原作では、魔術で記憶くらい読めるのでは、いや転生があるならタイムスリップもありうる、とルーデウスが頭の中で行ったり来たりする。アニメはこの自問を、二人の言葉のやり取りに変えた。疑うための理屈が、そのまま信じるための理屈として返ってくる。同じ頭の中身だからこそ、取り繕う手順まで似る。

特殊OPで老ルーデウスが語り出す
老ルーデウスの語りから始まる特殊OP

 「ハリウッド映画みたいな言葉で悪いが、本当に時間がない」。前世でしかありえない言葉をすらすら出してくる相手に、ルーデウスも「本当に俺なのか?」と揺らぐ。そして老人はこう続ける。

 「地下室に行って数週間後、ロキシーが死ぬ」。

 原作はネズミの話から順に説明し、最後に「死ぬ」と告げる。アニメでは結論を先に投げてアバンを終える。ネットミームで有名な「これは詳細を省くが 結論だけ言うとお前は死ぬ」にも似ているのが、ハリウッド映画みたいで実に悪い。

ロキシーの死を告げられ半笑いのルーデウス
ロキシーが死ぬ、という老ルーデウスの言葉で終わる半笑い
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ターニングポイントは地下室

 本編に入ると、老人は因果の鎖を一つずつたどる。地下室には病気のネズミがいる。扉を開けたルーデウスに驚いて台所へ逃げ、前の晩の食べ残しを漁る。翌日にはアイシャが野良猫に分けてしまうが、その前に、小腹の空いたロキシーが少しつまむ。風が吹けば桶屋が儲かるを、悪意で組み立てたような筋道だ。

 しかも鎖の一つめは、ルーデウスが地下室の扉を開けること。前回ヒトガミが頼んだのは、異常がないか見てきてほしい、というそれだけの用事だった。

 病名は魔石病。体が次第に魔石と化していく難病だが、人間は滅多にかからない。病原菌が宿れるのは、体の中にあるもう一つの生命、つまり胎児だけだという。ロキシーはまだ、と言いかけるルーデウスに、老人は「妊娠してるはずだ」「やることやってんだ、当然だろ」と突き放す。

 原作ではここで、ロキシーの妊娠はすごく嬉しいのに、この説明だと全然嬉しくない、とルーデウスが内心でこぼす。アニメはその独白を置かず、老人に感染経路を並べさせ続けた。子を授かった喜びを味わう前に、懐妊が致死の条件として耳に入る。

 「数日以内にロキシーは熱を出す。そして…死ぬ」。老人はミリス神聖国まで行き、神級解毒魔術の詠唱を手に入れたが、帰ってきた時には遅かった。一連の出来事がつながったのはさらに三十年後、ヒトガミ自身の口からだ。

 「君がバカなおかげで僕の思い通りにことが進んだよ」。

 2期でルーデウスは、ベガリット大陸へ行くなというヒトガミの助言を退けてゼニスを救いに向かい、その先でロキシーと結ばれた。老人の話が本当なら、今度の小さな頼みは、そうして手に入れた家族を家の中から崩す一手だったことになる。鍵はロキシー、さらには4期以降、何なら最終回の後にこそ重要人物となる、ロキシーの娘だ。

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 老ルーデウスは、オルステッドあたりなら知っているかもしれない、とこぼすが五十年間会えなかったという。ではナナホシは、と聞くルーデウスに返ってくるのは、最後の最後で実験に失敗し、落ち込んだ彼女のフォローにも失敗した、という途切れ途切れの言葉だけ。「分かった。もう、いい」「俺も言いたくない」で留める。

 原作では、老人が挙げる相手はオルステッドとラプラスの二人で、ナナホシの行く末にもルーデウスが最悪の想像をめぐらせる地の文が続く。アニメは登場する人物名を一つ減らし、想像も口にさせない。「わかった。もう、いい」の短さだけで、その先を察させる。

 続けて老人は、ヒトガミはかつて「ジンシン」と呼ばれていた、と明かす。原作では、ジンシンの名は誰もが知っているが、ヒトガミという呼び名は奴に会った者しか知らない、という説明が付く。アニメは「今はヒトガミを名乗った」と短くまとめ、理由も「どうせろくでもない理由に決まってる」で済ませた。もちろん、きちんと思惑はある。

ヒトガミの「お疲れさん」で怒髪天

 ここから老人の口調が荒くなる。ヒトガミはこれまで、ルーデウスのためになりそうなことばかり言ってきた。確かに嘘はつかなかった。ただし「俺にわかるような嘘はな」。それもこれも、疑い深いルーデウスが迷わず従う、この一回のためだった。

 「漫画で読んだだろ」「信じる、信じないを口にする奴は必ず嘘をつくんだ」。前世の漫画の知識で相手を諭すのは、この二人でなければ成り立たない会話である。わかるけど、と言いかけるルーデウスを、老人は「わかっていない!」と遮る。

 ロキシーの次は、シルフィだ。ロキシーを失ったルーデウスはシルフィを顧みられなくなり、彼女は鬱になる。そこへヒトガミがルークを操って付け入り、ルークの進言でシルフィはアリエルとアスラ王国へ向かう。ペルギウスの取り込みに失敗したアリエルは内乱を起こして敗れ、シルフィは戦死する。

 前回、ペルギウスの問いに答えを見いだせず考え込んでいたアリエルの姿が、ここで別の重みを持つ。空中城塞での問答は、老人の歴史では王女の敗北へつながる分かれ道だった。原作の老人は、当時ルークと付き合っていた女から、朝起きたらルークが神のお告げを聞いたと言い出した、と後で聞かされることまで話す。アニメはその証言を省き、ロキシー、シルフィ、と不幸が重なる畳みかけを優先する。

紫電をまとって叫ぶ老ルーデウス
怒髪天の老ルーデウス

 そして、種明かしの時のヒトガミの声。「お疲れさん」と肩を叩かれた感触、甲高い笑い声。思い出しただけで、老人は言葉にならない声を上げ、周囲に紫電を飛び散らせる。9話の「慟哭」はナナホシの叫びだったが、こちらは五十年かけて煮詰まった叫びだ。

 「もう一度言う。奴を信用するな」。息を整えた老人の言葉は、それまでの説明よりずっと短い。

エリスへの手紙

 では、何をすればいいのか。老人がまず挙げたのはエリスだった。今すぐ手紙を書いてやってほしい、ちょっと浮気したけどお前のことは愛してる、と。ルーデウスの返事は「愛してない」「俺はあいつのせいで不能になったんだぞ」と割とつれない。一夜を共にした翌朝、手紙だけを残していなくなった相手である。1期の最終話で、その手紙を前に動けなくなったルーデウスを思えば、簡単に許せる話ではない。

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 もちろん老ルーデウスも、許せなかった。何年もエリスと対立し、見かけるたびに全力で戦い、何度も殺されかけた。それでもエリスは、その気になればいつでも殺せたのに手加減し、ルーデウスがピンチになると陰ながら助けてくれたという。

 「まるで野菜の国の王子様みたいなやつだな」。原作の老人はここで伏せ字の「ベ○ータ」を持ち出し、ルーデウスも伏せ字のまま聞き返してから「野菜の国の王子様とは違う」と話が続く。伏せ字は声にできないので、アニメは言い換えの方を喩えに使った。重い話の途中に、前世のネタが一つだけ差し込まれる。

 あいつはずっと俺のことが好きだった、でもどうしていいかわからないから、結局殴るしかできなかった。シルフィとロキシーがいる、と渋るルーデウスに、老人は「二人なら事前に説明しておけば納得はする」と請け合い、「お前本当まだエリスが好きだろ」と見透かす。この台詞は書籍版にだけあり、Web版では「エリスも説明すれば納得する」からすぐ殴られる覚悟の話に移る。アニメは書籍版を採った格好だ。

 好きと言ってくれる女を全員囲って何が悪い。他人事だと思って、と言い返すルーデウスに、老人は「俺は誰も手元に残っていない。自分のことだから言ってるんだよ」。エリスは俺のそばにいるためにずっと頑張っていた。受け入れてやらなければ、あいつの努力は何だったんだ。そうギレーヌに責められることになる、エリスの亡骸の前で。

 戦いの中で、俺をかばって。原作では、それがアトーフェと再戦した時だと、老人が相手まで明かす。アニメは「戦いの中で」にとどめた。どこで誰と戦ったかより、ルーデウスをかばって死んだという事実の説明だけだ。

 剣の聖地へ送れ、突き放すようなことは書くなよ、と念を押す老人に、ルーデウスは「分かってるよ」。すると老人は「俺はわからなかったさ」と返す。エリスがどういう奴か、知っているつもりだった。あいつは俺を捨てたつもりなんてなかったのに、それがわからず、すれ違って不幸を生んだ。

 原作でこの気づきは、老人の話を聞いたルーデウスが心の中でたどり着くものだ。アニメは同じ言葉を老人に言わせた。今のルーデウスがこれから気づくはずのことを、五十年気づけなかった男の後悔として先に聞かされる。アバンの問答と同じく、独白を二人の会話へ移す作りが、この回を同一人物の二人芝居として際立たせている。

50年後の「日記」

 言い忘れていた、と老人が付け加えるのは、ヒトガミとは敵対するな、ということだった。騙していた相手なのに、と返すルーデウスに、老人はヒトガミには勝てない、そもそも奴のところにたどり着けないのだと答える。

 仇を取るために頑張って、宙に浮くことも、遠くの相手と通信することも、時間を飛び越えて過去に来ることもできるようになった。この世界の魔術は万能で、失った腕を生やすことだってできる。「だが、こんな力、なんの意味もない」。強くなった時には、守りたい者が誰一人残っていなかった。

 だからヒトガミには、媚びへつらってでも敵対するな、というしかない。

ヒトガミに届かないと語る老ルーデウス
ヒトガミに届かない、というところで流れる音楽

 やるべきことは三つ。ナナホシに相談しろ。エリスに手紙を送れ。ヒトガミを疑い、でも敵対はするな。もっと具体的なアドバイスはないのか、と聞くルーデウスに、老人は「懐かしいな」と言い、このころの俺はたるんでいた、と振り返る。

 時間がない、時間切れ、と繰り返す老人に、ルーデウスが「深夜アニメでも始まるのか」とツッコむ。「いや、終わるんだよ」。原作どおりのやり取りだが、その深夜アニメでの台詞として聞くと笑うところでもある。「終わりと始まり」と題した回で、終わるのは老人の命だ。メタっぽい発言でもあり、死の間際でも冗談を欠かさないルーデウス・グレイラットという人物の紹介でもある。

 あまり他人に甘えるなよ、と老人は続ける。自分が来たことで歴史は変わったはずで、お前は俺とは違う人生を送る。それでも成功もすれば失敗もするし、後悔もする。「失敗に取り返しがつくとは思うなよ」「人生にやり直しは無いんだ」。

 前世で失敗し、転生して人生をやり直している男に、未来の自分がこれを言う。過去転移がこういう形になった以上、老人の歩んだ歴史は変わらない。ルーデウスの世界が変わっても、老人の側の失敗は消えないのだ。前回、現れた老人は「失敗」と呟き、今回も「まあこの魔術は失敗だがな」と言う。過去を変えても、送り出した本人は救われない。そういう一方通行の転移である。YU-NO?

老ルーデウスが差し出す血のついた日記
さっき書き始めたばかりの「日記」が50年の歴史書に

 老人が差し出したのは、自分の経験したことを書いた日記だった。原作では、それが前回ルーデウスが作ったばかりの日記帳だと気づく。

 過去転移では体すべてを持ってこられなかった。腕も生やせると言っていたのに、もう魔力がない。せめてクリフが生きていれば。言葉は途切れがちになり、ルーデウスは「もういいから、しゃべるなよ」と止める。

 老人が最後に口にしたのは、シルフィとロキシーの名前だった。「相変わらずかわいいなぁ」。予見眼を見開き、何かが見えたかのように歓喜し、こと切れる。

 原作では、老人の目がルーデウスの肩越しに何かを見て、震える手を伸ばす。振り返っても扉は開かれておらず、死ぬ間際に見た幻だったのかとルーデウスは考える。その直後に、本物の二人が二階から降りてくる。

ネグリジェ姿で降りてくるシルフィとロキシー
老ルーデウスが最後に見たネグリジェ姿のシルフィーとロキシー。まあ可愛いわな

その時、歴史が動いた

 物音を聞いて降りてきたのは、シルフィとロキシー。ロキシーの「ドロボーですか?」に、ルーデウスは変な夢を見て寝ぼけて魔術を使った、とごまかす。辛いなら一緒に寝ようか、というシルフィの申し出も、今日はいいと断った。

 原作では、ここでロキシーが、最近もしかしてと思うところもあるので、と口にし、ルーデウスは老人の言った妊娠を思い出す。アニメにこのやり取りはない。二人の気遣いだけを残し、ロキシーの体のことはルーデウスと視聴者だけが知っている状態で話が進む。

 ルーデウスは二人に直接「今晩はもう部屋を出ないでほしい」と頼む。なんで、と戸惑うシルフィに続いて、ロキシーは「ルディが言うならそうしましょう」といさめる。「そうだね、ルディが言うなら」と納得するシルフィ。原作では二人を寝室に戻してから厳命する場面を、理由を聞かずに受け入れる、正妻同士の会話にしたのはこの回の白眉かもしれない。

ロキシーの言葉にハッとするシルフィ
ロキシーが「わかりました。ルディが言うなら…」という言葉にハッとするシルフィー

 ここでルーデウスは二人の寝室のドアノブを氷魔術で封じる。原作では家族全員の部屋を土魔術で外から鍵を掛ける。氷はしばらくすると溶けるので、一時的な施錠には向いている。とはいえ全員を完全に封じる原作の方が用心深さは伝わる。どちらを取るかは好みだろう。

廊下でドアを氷魔術で封じるルーデウス
二人の寝室を氷魔術で封印。これなら溶けるね

 話は唐突すぎて、信じきれないのも確かだ。それでも、これだけは言える。「俺はあの二人を失いたくない」。そして、あの老人のように後悔して死にたくもない。

 ルーデウスは老人の体を検めて、腹が無いこととホクロの位置を確かめる。自宅そばの空き地で火葬し、骨を拾う。

穴のそばで骨を拾うルーデウス
パウロの墓に納める骨を拾うルーデウス

 「この骨は、パウロと同じ場所に埋めてやろう」。老人が本当に俺なら、それが一番嬉しいはずだ。2期の最終話でルーデウスが墓参りをした、あのパウロの墓である。自分の骨を父のそばに葬るという、奇妙な弔いになる。

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 それから地下室へ向かう。老人は行くなと言ったが、ネズミが本当にいるのか確かめなければ、老人を信用することもできない。フロストノヴァを二度唱え、部屋中を凍結させるルーデウス。言葉通り、齧歯が魔石になったネズミが見つかる。「この死体は魔術ギルドあたりに預けて研究してもらおう」と確認は怠らない。

 老人の話のうち、少なくとも一つは本当だった。ここでルーデウスは、老人を信じたから動いたのではない。信じるために確かめた。ヒトガミの頼みを疑わずに聞こうとした前回と、同じ地下室へ向かう行動の意味が逆になっている。転回である。

光の精霊で照らしながら地下室を凍らせるルーデウス
入念に地下室を凍らせるルーデウス

 最後にルーデウスは、老人の日記を前に考える。読めばこれから何が起こるかわかるかもしれない。だが歴史は変わると老人は言った。「あるゲーム風に言うならここは別の世界線」。予習しても、その通りにはならない可能性が高い。

机に並ぶ二つの日記
二つの「日記」

 原作の14巻は、ルーデウスが机に残った跡を見て三つのことを思い出し、エリスへの手紙を書き始めて終わる。アニメは老人の声で三つを思い出させ、15巻冒頭の「この日記は、あの老人の軌跡なのだから」を持ってきて締めた。手紙より先に日記を置いたことで、12話の終わりが、老人の人生を読むことの始まりになっている。

机のインク壺を見るルーデウス
インク壺に目をやるルーデウス

 脚本は谷内直人、絵コンテは伊藤智彦と渋谷亮介、演出は加藤匠悟。谷内氏はシリーズ脚本、伊藤氏はここぞという回に顔を出す重鎮、渋谷氏は監督である。主要な説明を老人一人の長台詞に預けた回を、この布陣で見せ切った。

スタッフクレジット
脚本と絵コンテ、最強の布陣

次回は「日記」

 残ったのは、三つの宿題と一冊の日記。ナナホシへの相談、エリスへの手紙、ヒトガミとの距離の取り方。何より、ロキシーの体のことがある。歴史が変わったこの世界で、ルーデウスが老人の人生をなぞらずに済むのかは、次回以降のお楽しみだ。果たして三期は何話で終わるのか。分割2クールなのかどうか、よくわからない。

 ここまでで原作14巻は、6話で前倒しした間話「新たなる剣王の誕生」も含めて全章がアニメになった。今回の12話は第十一話「終わりと始まり」のほぼ一話分で、Web版では第百五十四話に当たる。ラストだけ、15巻第一話「日記 前編」の冒頭へ半歩踏み込んでいる。

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