コスプレに耽溺する面々とそれに翻弄される男子1名を描いたラブコメ「その着せ替え人形は恋をする」アニメ版の評価やネタバレ感想を綴っています。見どころは多彩な演出陣によるきらびやかな映像化です。
着せ恋 第12話「その着せ替え人形は恋をする」最終回 ネタバレ感想
着せ恋、ついに最終回である。原作ではお祭り+花火大会→ホラー映画観賞会、という流れで、やや腰折れの感があるところを、アニメではエピソードを整理してトリのイベントが花火大会の状態でCパートで締めるという構成にまとめてきた。
その着せ替え人形は恋をする 第11話「俺は今、ラブホテルにいます」ネタバレ感想
「その着せ替え人形は恋をする」のアニメ版11話は、新菜と海夢が一線を超えそうになるシーンを、アニメ版オリジナルの演出で最大限に動揺させてくれる神回だ。こっちまでドキドキするとか驚いたわ。
その着せ替え人形は恋をする 第10話「誰にでも色々あるんです」ネタバレ感想
「その着せ替え人形は恋をする」のアニメ版10話は、長めのアバンでジュジュ様&心寿とのブラックロベリア編を終わらせ、AパートとBパートで新菜&海夢のしゅきぴデート()をたっぷりと描く壁殴り回である。風通しが良い。
その着せ替え人形は恋をする 第9話「写真を見たら色々あったからです」ネタバレ感想
「その着せ替え人形は恋をする」のアニメ版9話は、原作を完全に再現するかのようなカット割りで、心寿を巡るジュジュ様と海夢のあれこれを映像化した回だ。あえて漫画のコマと同じ画角にするシーンがあるなど、ある意味実験回でもある。
その着せ替え人形は恋をする 第8話「逆光、オススメです」ネタバレ感想
「その着せ替え人形は恋をする」のアニメ版8話は、逆光をキーワードに、新菜と海夢のラブコメを描く王道回。原作をあえてレトロな演出と劇伴で描いている感がある本作だが、この8話で見事に花開いている。演出と絵コンテを川上雄介氏、作画監督を小林恵祐氏が手掛けるこの回、一味違う。
その着せ替え人形は恋をする 第7話「しゅきぴとおうちデートやばっ」ネタバレ感想
「その着せ替え人形は恋をする」のアニメ版7話は、ゆったりとした時間が流れる中で、新菜と海夢、そしてジュジュ様とその妹、心寿を淡々と描いていく中継ぎ回だ。海夢の料理シーンが秀逸…!
その着せ替え人形は恋をする 第6話「マ!?」ネタバレ感想 ニチアサへのこだわり
「その着せ替え人形は恋をする」のアニメ版6話は、メインタイトル回収回の仕上げ。海夢が新菜への恋心を自覚し始めたころに、次なるビスクドール、ジュジュ様が新菜に新衣装の依頼にやってくる、という回だ。ニチアサ風の作品内アニメへのこだわりが心憎い。
その着せ替え人形は恋をする 第5話「この中で一番いい乳袋だからじゃん?」ネタバレ感想
「その着せ替え人形は恋をする」のアニメ版5話は、メインタイトル回収回。不安と見惚れのコスプレイベント、その帰りの電車内での新菜と海夢、という原作屈指の名シーンを、光の移ろいで見事に演出した神回だった。
その着せ替え人形は恋をする 第4話「これ、彼女のとか?」ネタバレ感想 タイトル回収スタート
「その着せ替え人形は恋をする」のアニメ版4話は、新菜と海夢のLINEによるメッセージのやり取りを効果的に演出した、切なさマシマシの回だった。既にメインタイトル回収が始まっている回なので、その説得力が凄まじい。
その着せ替え人形は恋をする 第3話「じゃ、付き合っちゃう? 」ネタバレ感想 伏線の海夢
「その着せ替え人形は恋をする」のアニメ版3話は、伏線回にふさわしい脚本と演出で原作を超える「奇麗」な布石を打ってきた。海夢というキャラクターを一から丁寧に魅せていくアニメ版には感謝しかない。初めて鳥肌が立ったのでこれは神回と言って差し支えないだろう。