あのYU-NOがいつの間にかアニメ化されていた。ゲームのリメイク版が出ていたのは知っていたのだが、オリジナル版とサターン版でやりつくした感があり、結局スルーしていた。さて、と公式サイトを見に行ったら、ネタでWeb 0.5くらいのWebサイトを作って待ち構えていた。
いや懐かしいけどね…。気を取り直してあまり期待せずに観てみたら、懐かしいオープニングデモの曲(Opening)で幕が開く。うむ。やる気だ。というわけで最後まで視ることを決めた。
以下、ネタバレ回避用のあらすじ。
第1話「You Know?」
主人公、有馬たくやは2ヶ月前に父を亡くし、活力を失った生活を送っていた。
そんなある日、亡くなったはずの父から謎の装置と手紙が送られてくる。
「宝玉を集め、今夜10時、剣ノ岬のふもとへ行け。」
指示に従い剣ノ岬(三角山)へ赴くたくやだったが…
http://yuno-anime.com/episode/1/
YU-NOは脚本を書いた剣乃ひろゆき氏、音楽の梅本竜氏の双方が若くして鬼籍に入っている。音楽は梅本氏以外のスタッフもノンクレジットで参加しているので、アニメ版のスタッフには作曲人が名を連ねている。梅本氏は原曲としてクレジットがある。
98のOPN/OPNAを駆使した曲は、今聞いても色あせない。このままOpeningが続けばいいのに、と思っていると、ボーカル入りのオープニング曲が始まる。もっと聞かせて…
初回は原作をなぞっているので、アニメ初見組は意味不明だろう。原作の初回プレイも「謎だ…」と種明かしを気にして先を急いだことを思い出す。
主人公のたくやが剣道をしていたこと、三角山のふもとに行くと、謎のエルフ耳の少女が倒れていること、目を覚ますなりキスをすること、かと思えば姿を消すこと、龍蔵寺(龍蔵寺幸三 )が亜由美さん(有馬亜由美)を連れて現れ、母親とたくやの父、広大は別の世界で生きていること、などが立て続けに語られる。そして龍蔵寺にリフレクターデバイスを奪われそうになり、落雷。気を失いそうなところに、波多乃神奈の姿。
初回で全部の伏線を張り終えるスタイルである。まあ原作通りだよね。そして夜が明けると、何事も無かったかのような龍蔵寺と亜由美さん。タイムスリップ?となったところでエンド。
第2回は「並列世界構成原理」。基本知識を整理する回かな。そう、YU-NOは並列世界を扱う物語。シュタインズ・ゲートの源流となるゲームだ。ついでにSAOアリシゼーションのあれと似たようなあれが出てくる。SAOの整合騎士アリスを見たときに「あっ、これYU-NOで見たやつだ!」となった。
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