コンタクトレンズを巡る冒険

 最近コンタクトを買った。クラレメディカルの「クララ スーパー・オーEX」。初回割引でえらい安くなるコンタクトレンズ量販店で2枚7350円。これに診療費をプラスして約1万円。中学の時に初めて買ったHOYAのEX1が確か片目で2万5000円した。両目で5万。安くなったものだ。遍歴はEX1→メニコンZ→ワンデーアキュビュー→メニコンZ→オプティクス→メダリスト→クララ スーパーオーEXだったかな。 量販店の値段では,ハードレンズは利益が出ない劣等生。装用感が良い使い捨てのソフトレンズが全盛だが,その理由はメーカーと販売店,そして医者が儲かるから。通販に流れるユーザーを除けば,定期的に購入する必要がある。そしてソフトレンズをアホのように着けっぱなしで目に障害。以前ワンデーアキュビューを購入したときに受けた「危険性を大して説明せずに売ってるなあ」という印象は,先日オプティクスを買おうと思い遊びをかねて探りを入れたときでも変わることはなかった。 角膜内皮細胞という角膜の濁りを防ぐ細胞は,脳細胞と同じく減る一方の貴重品。脳細胞は何億死のうと大した影響はないが,角膜内皮は数千のレベル。ソフトレンズを目覚めてから寝るまで着け,きちんとしたケアを怠り,あまつさえ「あと1週間は使えるだろう」なんてやってると後で泣きを見る。どうしてもソフトが使いたいなら,メガネとの併用が欠かせない。オプティクスは酸素透過性はかなりのものだが,レンズが動きまくるハードに比べれば酸素分圧自体は低くなる。 スーパーオーツーEXは,装用感も良く曇りにくい印象。満足,と思ったら,買った翌日にこんな記事が。クラレ見事な撤退。次は東レのブレスオーハードかな。何となく撤退しそうだし。

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