デロンギのエスプレッソメーカーを買うと、飲む量が激増してカフェイン中毒になる。なので妥協点としてカフェインレスのコーヒー、通称デカフェのコーヒー豆を求めて色々試した。
美味しくて飲みすぎるデカフェのコーヒー豆
そこでデカフェの豆をいくつか試した。価格と味のバランス、いわゆるコスパが良いのは澤井珈琲のデカフェ、アイスコーヒー用の豆だ。
ミルク前提で、ワンショットで十分なコクが出る。粉の量は少な目で、グラインダーは3くらいまで荒くした方がよい。デフォルトの5では一回詰まってしまった。電源を正常に落とし、抽出ユニットを取り出して洗うことで復活した。想定の範囲内のトラブルだ。いずれにせよ、抽出ユニットの清掃はこまめにした方が無難。これはこの豆に限らず、油分の多い豆では必須なので覚えておきたい。
値上がりしたので別の豆にした
澤井珈琲のアイスコーヒー、Amazonのがやけに安かったのだが売り切れてしまった。今はパオコーヒーとかいうところの深煎りを愛用している。1kgで3480円。
1kgで2500円だった澤井珈琲のアイスコーヒー用豆は今は3599円になっているので、ちょっとだけ安い。アイスコーヒー用よりは煎りが浅いがその分香りは良いものの、ガツンとした苦みが好きなら澤井珈琲のアイスコーヒー用デカフェの方がいいかもしれない。
追記2:気分を変えたいとき用に種類を増やした
どうも国内のデカフェは探しつくしたので、海外も調べてみた。iHerbに手ごろなのがあったので試したところなかなか美味しかったので紹介しておく。
上のEqual Exchangeの方がエスプレッソ向き。煎りが深め。粉の量は目盛り12時くらいがちょうどよかった。グラインダーは6くらい。ただ煎りが深いぶん、抽出ユニットの詰まりが増える。この豆に限ったことではないが、メンテナンスフリーで使いたいなら避けた方がよい。それでも自分は味が好きなのでこっちをよく買う。
下のMt. Whitney Coffee Roastersはやや酸味が強め。あまり好みの味ではなかったが粉の量を増やすとコクが出てくる。
決定版はイリーのデカフェ豆
色々試すと、だいたい1kgで4000円前後が相場なのが分かってくる。この価格帯より安くて美味しい豆は見当たらない。と振り返ると、実はイリーのデカフェ豆がそこそこのお値段だったことに気づく。
250gで約1000円。これをデロンギで使うと、きちんと味のあるエスプレッソが出来上がる。これならやや割高でも良いのでは? と納得できる味がする。怖い。空き缶が量産されるのは割と脅威だが、保存状態が良いというメリットでもある。
まとめ買いでさらに安いのを見つけた。送料無料ラインを超えているので、1缶当たり1000円を切る。
缶がへこんでいる、というレビューが多少は気になったものの、実際に買ってみると気密性に影響が出るほどではなかったので問題ないと思う。どんだけ高確率でへこんでるんだよ、という気はするが。
飽きがこないカークランドのハウスブレンド・デカフェにした
イリーは美味しいのだがローストは浅め。そこで苦み重視でスタバのデカフェ、ハウスブレンドを買うと、だいたい後悔する。苦みばかりが強調され、このエスプレッソマシンとはどうにも相性が悪い。もう少し大人しい味が良いな…と試したところ、良かったのがこれ。
907gで4000円ほど。スタバより安いので言うことなし。甘味が残るローストでなんというか飽きがこない。ジャポネならごくごくいけるしエスプレッソなら豆の量次第でガツンとクル。気分でダイヤルをクルクルするのが割と楽しい。
なお並行輸入品なので発注してから2~3週間かかる。コストコユーザーは店舗で買えるのかも?
エスプレッソでもジャポネでいけるラバッツァに移行
ハウスブレンド・デカフェ、2024年に入ってから値段が7100円と高騰しているので別の選択肢を模索していた。いくつか試したところ、ラバッツァのデカフェの豆が良かったので今はこれを常用している。
煎りはカークランドより浅いがバランスが良い。エスプレッソで淹れればどっしりとした味になるし、ジャポネで淹れれば香りを残したドリップコーヒーっぽい風味になる。
それでいて、値段は500gで2500円くらい。1kgで5000円と考えると、だいたいイリーと同じくらい。
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