2018年に買って後悔した家電レビュー~シロカの全自動コーヒーメーカー「SC-C111」

シロカ全自動コーヒーメーカー、三つの弱点

シロカの全自動コーヒーメーカー「SC-C111」を買った。パナソニックの「NC-A56」の後継として選んだのだが、基本的に詰めの甘い製品だった。 いかにパナソニックが細部にまで心を砕いた設計になっていたのかが分かったのは収穫だった。あとマキネッタ美味い。

淹れたコーヒーが臭くなる

コーン式のミルでコーヒーがおいしい、などとうたっているが、はっきり言って臭い。なぜなら粉が落ち切らずに残り、湿ったまま腐るからだ。

出きっていない粉

コーヒーを淹れ終わってバスケットを開けると、なぜか濡れていないコーヒー粉が中心部に残っている。お湯が周囲からシャワー上に出るから濡れないのかなと納得していたが、単に残った粉が最後に落ちてきてるだけだった。

シャッターをこじ開けてみると、噴出口に湿った粉がびっしり。ブラシでこそぐとたっぷり落ちてくる。これが1週間に一度お手入れすれば済むというならまだ許せる。でも1回淹れるとこんな感じ。

バスケットを外したら取り付けられない

バスケットは取り外せるようにできている。フィルターをセットするカップとは分離しているので、なにも毎回洗う必要はない。しばらく使って取り外してみたら、もう取り付けられない。

説明書の通りにやっても入らない。上下のツメがあるのに、下から滑り込ませるようにはめる案内だ。いや無理でしょ。上のツメが折れるでしょ。ツメを支持する部分はバスケットとはねじ止めで固定されており、折れても交換できる風ではある。そうか力の問題かと腕力に頼ったら指の皮が剥けるケガをした。

さすがにこれは不良品、とシロカのサイトを訪ねる。まずは説明書を検索してすみずみ調べるか…とPDF版をダウンロードしたら、なんとバスケットの付け方の説明が違う。上のツメをはめてから下を入れる記述になっている。まあ、そうだよね。

冷静になって再チャレンジ。皮が剥けて痛いので無理な力が入らずうまくいくはず、と思って新しい説明書通りにやったら、見事に入らない。はぁ?

これは対策品が出ているはずと修理依頼を出したところ、なんと説明書の記述を変えただけという。同様の苦情はそれなりに来ているとのことだった。対策品は無いが。個体差でハマりにくいものもあり修理対応するというので、引き取りの手配を案内される。

そんな不具合告知されてたっけ…とお知らせ欄に書いてあるのはマスコミ掲載歴と新製品情報ばかり。

修理完了後、コーヒーサーバーと本体以外は新品になって返ってきた。バスケットのツメは多少ゆがんでいたそうだ。そりゃケガするくらい押し込んだからね。多少は入れやすいものを選んでくれたようで、前よりはすんなり入る。要は最初の説明書がトラップだったわけね。

消費する粉の量が異常

で、これは初期から感じていたことだが、このコーヒーメーカーはたった4杯入れるのに相場で5杯分くらいの豆を消費する。これは上記の不満点から振り返れば明らかなこと。濡れてない粉、つまり詰まっていたものが抽出後に落ちてきていたので、その分無駄になっている。

そこで疑わしいのが、無駄になる粉を見越した量を挽いているという可能性だ。小さじ1杯ほどのコーヒー粉が無駄になるので、2割増しの豆を挽かないとコーヒーが薄くなる。

その点パナソニックはよくできていて、毎回ミルを湯通しするので淹れ終わった後の内部は綺麗な状態に保たれている。今は無いタイマー機能をパナソニックが実装したら、早々に駆逐されそう。だってコーン式のミルで香り引き立つ、とかいってもその長所が台無しなんだもの。

マキネッタ再考で最高

修理期間中、昔使っていたマキネッタとコーヒーミルを引っ張り出してしのいだ。手動でゴリゴリ挽き、お湯と粉と円形のフィルターをセットして弱火で5分ほど。下部で沸騰したお湯がコーヒー粉を通って上のポット部に吹き上がる。そんな弱い圧力で出すエスプレッソが美味しい。シロカの4杯分の豆で倍は淹れられるんじゃなかろうか。

BIALETTI(ビアレッティ)直火式 モカエキスプレス 3カップ 1162
BIALETTI(ビアレッティ)
2カップだと少ない印象。もう一回り大きい4カップだと出来るまでに時間がかかり過ぎる。3カップがベスト

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