テレワークをするようになると、そのストレスの多くがビデオ会議だったり音声会議だったりの音によって生み出されることに気づく。ボイスレコーダー用のピンマイクでお茶を濁していたが、指向性のあるモノラルマイクかつプラグインパワーなため十分な利得が取れない。
激安マイク3選
USBコンデンサーマイク FIFINE K669B
ステレオマイクは音質は上がるものの、自分の声以外を拾うデメリットがある。なので避けていたのだが、今のPCはオーディオドライバがエコーキャンセラや定常ノイズ低減などのエフェクト機能を持っている。これを使えばステレオマイクでもよいのでは…? ということで安くて音質が良いと評判のUSBマイクを買った。
タイムセールでだいたい4000円くらいで買える。
K669はUSB接続なのでオーディオデバイスとして動作する。USBは5V/500mA以上の電源供給が可能なので、USBマイクによってはゲインボリュームが付いていて音量を上げられる。
黒を買ったが赤の方がちょっと安いのでそっちの方がよかったか。
口元に置くならクリップ付きミニスマホマイク
K669は前に買ったステレオピンマイクより格段に音が良い。
このピンマイク、音は悪くないのだが利得が低い。口元に留めてPCとアンザイレンしてよいならこれもおすすめできる。
キャップを外すとマイクカプセルが見える。引っ張るとすぐ抜けるので気をつけよう。カプセルの下にステレオ風のグリルがついているが完全に飾り。横からの音を拾うわけではなさそう。こういう無駄な意匠にイラッとする人にはおすすめしない。
OLYMPUS 単一指向性マイクロフォンセット ME52W
騒々しい環境では指向性のあるモノラルマイクの方が音質が良くなる。手ごろな値段で角度調整が可能という、ちょうどよいマイク。外での仕事でしばらく使っていて特に問題が無かったので信頼感がある。
Windows 10でノイズ低減を有効に
先ほど「音は悪くない」と書いたステレオピンマイク。モノラルマイクに比べると周囲の音を拾いまくりで無駄な臨場感が出る。これを少しでも減らすために、オーディオドライバのノイズ低減機能を有効にしていた。K669はUSBオーディオなのでこの設定は不要、というか使えない。
画面はASUSのマザーボードのユーティリティだが、デバイスがRealtekならどれも同じはず。PCのミニプラグにつないで使うタイプのマイクなら有効にしておきたい。
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