久しぶりに映画を見てきた。松本人志の「大日本人」。もうネタバレしまくりなので…って未見の方は見ないままの方が良いかもしれない。
これ,とにかく劇中劇のオンパレードで,入れ子が訳分からなくなったところで終わる。CGと実写,テレビと映画,現実と予定調和,前振りとオチ…。
特に最後の「実写でお楽しみください」は,「これまで実写と違うんかい!」というツッコミがなければ多くの人はのけぞるだけだし,徹頭徹尾ドキュメンタリーのままで終わっている事実を忘れてしまうダメダメシーン。
色々と意図をくみ取ろうとしてみたが,結局のところ番組の作り方に対する諧謔を映画でやった,いうことなのか。ダイソンは笑うところなのか。
赤いのが北朝鮮でジャスティスはアメリカ,ああそんな意味があるなんて,って言ってるのはおそらく本当の馬鹿で,インタビュアーが「正義ってなんですか?」と聞いている時の違和感を持ち得ない人なのだろう。
実写は赤いののパンツがなかなか破けないところが実写なのだし,それをネタにコントするってのがオチというのは松本人志らしい。
でも眠かった。
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