オフィスチェアのガスシリンダー交換で心が折れない方法

オフィスチェアを中古で買って自宅で使っている人は多いはず。難点は中古であるがゆえにガスシリンダーの交換タイミングが来るのが早いこと。しかも交換しようとしたときにガスシリンダーが抜けずに苦労することになる。

シリンダーの細い方が28mm、太い方が50mmというのが一般的のようだ。

最初に、細い方から抜くのが楽だ。この時、座面側をハンマーで叩く動画がよくあるが、座面側の構造が複雑なイトーキのプラオだとハンマーを振るいにくい。なのでシリンダーをパイプレンチで挟んで回す方法で抜いた。

次に、太い方。これはシリンダーの底面側からハンマーで叩くか、シリンダー底面を適当な木材の上に置いて脚側をハンマーで叩くことになる。自分は床に衝撃を与えたくなかったので、シリンダーの底面を叩いた。

このとき、何度叩いても抜けないことがある。自分は20分ほど回しながら叩いたがまったく抜ける気配が無かった。

ただ安心してほしい。確実に緩んでいる。そのことを確かめるために、シリンダーと脚の設置部に適当な金属で傷をつけておこう。ケガキでもヤスリでも何でもいい。少しずつ動いているので、だんだん傷が見えなくなってくるはずだ。そうなったらまた傷をつけ、少しずつ前に進んでいることを確かめながら叩く。徒労感がだいぶ減る。

傷の位置が変わらなければ、それはショックが足りないということだ。ハンマーを大きく振りかぶって重力加速度を巧く使って振りぬこう。

ガスシリンダーは適当にレビューを見て実際にやった報告写真があるものを選べば大差ない気がする。

ハンマーは金属のものを適当な木片を当てて使うのでもよいが、ショックレスハンマーが楽だ。餅は餅屋。

心が折れない傷をつけるケガキ針。まあ100均の精密ドライバーのマイナスでも何でもいいです。

パイプレンチは柄が長い方が楽なはず。自分は20cmのやつでやったが割と苦労した。対して値段に違いが無いので長い方がよい。狭い場所で使う予定があるなら小さい方が使いまわしできるかも。

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