安かろう悪かろうばかりの中華Bluetoothイヤホンの世界に、ようやくまともな製品が出てきた。MPOW T5だ。
低消費電力がうれしいQCC3026チップ搭載で、aptX対応ながら5000円台で買える。しかも技適付きだ。あとスマホ側のSoC次第だが、左右別々に接続するTrueWireless Stereo Plusで接続できるのもポイントが高い。
サウンドは低中音重視の味付け。オケや吹奏楽を鳴らしきるだけの懐の深さがある。ただ音量高めの際に出てくる音はややブーミーで、例えばバスドラの音はかなりボンつく。
イコライザ付きのアプリで低音を少し弱めるとフラットな特性になるかと思ったら特に変化は無かった。AndroidのBluetoothイヤホン、イコライザが効いているのかいないのかよく分からないときがある。
ちなみにaptX-HD対応という釣り書きにまあどうせ嘘だよねと思って買ったら本当に嘘だった。ですよね…
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