無職転生 第2話「師匠」ネタバレ感想 トラウマからの解放

ルディがロキシーに心酔する理由が脳天に突き刺さる神回

無職転生の第2話「師匠」は、原作への真摯な態度が脚本に現れた、初回に続く神回だった。前世のトラウマを克服し、転生後の師と仰ぐロキシーとの信頼関係を壮大な詠唱と発動シーンで描く。

ネタバレ回避のあらすじは以下

3歳という幼さで魔術の才を見せたルーデウスに、家庭教師が付くことになった。不愛想でジト目のロリっ娘なロキシー師匠による魔術の授業で、めきめきと成長するルーデウス。そして月日が流れ、ルーデウスはロキシーにある試験を課される。しかし、その試験のためにはルーデウスは前世のトラウマを乗り越える必要があった。

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2話冒頭は原作のプロローグ

冒頭はお葬式のシーンから。原作ではプロローグに当たる、主人公の両親のお葬式だ。そこには空席がひとつ。本来主人公が座るべき席だが、当の本人は在宅警備中。PCディスプレイ見ながら自室で自家発電中だ。

場面変わって喪服の3人。主人公の自室に乗り込んでいく。ひとりはバット持ちだ。部屋になだれ込み、「出てけクズニート」と主人公を部屋から文字通り叩き出す。その際バット持ちさん、主人公が見ていた画面が目に入り、おもむろにバットでディスプレイを粉砕する。

アニメだけだとそこまでやるか、という印象を受けそうだが、ちらりと画面に映るロリ画像は、親族の入浴時に盗撮したものという外道っぷりなのだ。なので納得の行動だったりする。

後に再会する女子高生

部屋から追い出された主人公が着の身着のままで街を彷徨っていると、高校生3人が何かを言い合っている場面に遭遇。

トラックがふらつきながら高校生たちに接近し、注意しようとするも引きこもりが長い主人公。あうあうわーとなりうまく声が出ない。そこで駆け込んで助けようとして轢かれる、というところで第1回の冒頭につながるわけだ。

ここでちらりと映る女子高生は、後で登場する重要人物だ。第1回で出てきた男子高校生と合わせて、世界の鍵となる人物なのだが、それはかなり後の話なのでしばらく忘れていい。

今度出てくる時は仮面の人です

というわけで、アバンはルディの転生前の回想と、パウロとゼニスのアレの音でロキシーさんが悶えているシーンで終わり。

無職転生は主人公の下種っぷりが嫌われる部分なのだが、物語の中の選択や決断を左右するので薄めるわけにもいかない。アニメでもそれなりに保たれている。

魔族~スペルド族とミグルド族

Aパートの冒頭は、座学にいそしむルディとロキシーから。ここでパウロとゼニスがロキシーを見て驚いていた背景を語るロキシーさん。魔族は人間族からすれば距離のある存在で、後で分かることだがゼニスの出身地であるミリス神聖国では排斥の対象だ。

ロキシーは魔族の中でも恐れられているスペルド族の話をする。エメラルドグリーンの髪で額に宝石のようなものが付いているのがスペルド族だと。ロキシーの髪は光の加減ではスペルド族のように見えなくもないらしい。

ここでルディは「先生のこと好きですよ」とエロゲーばりのセリフを吐く。チョロインであるところのロキシー先生が照れ隠しに顔を背けて伸びをする場面がとても良いです。

照れ隠し

ロキシーとラノア魔法大学

そしてロキシーが来て1年。日々の鍛錬で魔力と膂力の増大を感じるルディさん(4歳)。同じ年頃の子供を見て、転生前にいじめられていた過去がフラッシュバックする。全裸に剥かれ嘲笑される主人公の回想が目と耳に痛い。

ロキシーに今が楽しい、と話すルディ。ロキシーはラノア王国のことを語り始める。そこにはラノア魔法大学という世界一の魔術学校があるとか。ロキシーはルディにラノア魔法大学への進学を勧める。「ボクはこの家から出ることが…」と言葉を濁す。

ここでロキシーを「師匠」と呼ぶルディに対して「やめてください」というロキシー。自分をすぐに超えてしまうから、とその理由を説明する。ロキシーは無詠唱での魔術発動を試みるも、何の手ごたえもない。まあ、辛いよね。

なおルディはいずれ魔法大学に入ることになる。

ルディ5歳の誕生日とロキシーの笑顔

さらに1年が過ぎ、ルディは5歳の誕生日を迎える。5年おきに祝い事をするのがこの世界の誕生日会らしい。

パウロからのプレゼントは一振りの剣だ。Web版だと木剣と合わせて2本だったが。

ゼニスからは本だ。アニメ版では特に説明台詞は無いが植物辞典(のはず)だ。

ロキシーからは魔石の付いた杖。本当は初級魔術が最初に使えた時に渡すしきたりらしい。また「師匠」と呼んでしまうルディに、やめてください、とは言わずにやや考え、にっこりと笑う。ロキシーは、もう教えることは少なくなった、と寂しげに語る。

ここのロキシーさんの表情の変化が良い。

(また師匠って言った…)
(自分は無詠唱魔法は使えないのに…)
(でも感謝してくれているのですね…)
(それなら私はあなたの師匠です)

トラウマからの卒業試験

引きこもりの記憶がフラシュバックするルディは、村の外での卒業試験を拒む。ロキシーはルディを抱きかかえると馬に乗せ、外へ、外へと歩みだす。村人の視線を感じておののくルディ。だがその視線がロキシーに向けられたものであると気づくと、外界への恐怖が徐々に和らいでいく。

魔法の被害が及ばない郊外に出たところで、水聖級魔術の詠唱を始めるロキシー。風が起こり雲が渦巻き、そして豪雨となる。

「キュムロニンバス!」

めぐみんではないです

被害者:馬(カラヴァッジョ)、落雷で瀕死。

すぐにヒーリング。

で、ロキシーへの感謝を思いながら、明るい顔で全力で生き生きとキュムロニンバスを詠唱するルディ。

右に左に躍動感のある詠唱

陰で見守るロキシーは思わず「凄い…」とこぼす。文句なしの合格。これであなたは水聖級魔術師だと。このシーン最高だ。

この避難場所も魔法で作ってます

ちなみにWeb版だと1時間魔法を維持するテストで、ルディは発動し続けるのではなく現代の地学の知識を生かして楽をする。複数の術式を組み合わせて気流を保ち、積乱雲を発生させるのだ。

アニメ版では豪快なキュムロニンバスをはつらつとしたルディの笑顔で彩るという映像に仕上げてきた。良い。今回のテーマはルディのトラウマの解消とその立役者となったロキシーへの尊敬なのだから、これでよい。

ロキシーとの別れ

試験を終えた夜、卒業を祝い別れを告げるロキシーさん。別れ際に「故郷のお守りです」と餞別をルディに渡す。このお守り、絶大な効果を発揮するのはまた先のお話。

もらったもの二つ。あとトラウマからの解放で計三つ

「ししょうぅっー!、ありがとうございましたぁぁ!!」

全力で感謝を伝えるルディだった。主人公の杉田ボイスでトラウマの克服が語られる。

数カ月前に盗んだロキシーのパンツがリーリャに見つかるところでエンディング。このノリは延々続くので、一度嫌になるとダメかもね。でも杉田ボイスだとアリだと思います。

リーリャさんはまだやや冷たいです

次回は「友達」。去っていたロキシーさんに代わる、ヒロインその2の登場である。そのうちヒロインその3も出てくるが。

友達ことヒロインその2、シルフィエット
ヒロインその3、山猿ことエリス

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