SAO アリシゼーション WoU 第3話「最終負荷実験」ネタバレ感想 説明回

現実、人界、ダークテリトリーに厚みを

ソードアート・オンライン(SAO)アリシゼーションのWar of Underworld第3話「最終負荷実験」は、1話と2話で先送りにしたエピソードを現実・人界・ダークテリトリーの3界でパッチワークする説明回だった。ネタバレ回避のあらすじは以下。

《オーシャン・タートル》を襲撃した謎の組織――それはアメリカ国家安全保障局の極秘任務を受けた特殊工作部隊だった。
部隊を率いるリーダーのガブリエルは、過去にキリトやシノンと交戦したことがあり…。
《ソウル・トランスレーション・テクノロジー》で造られた人工の魂《A.L.I.C.E》=アリス強奪を狙うガブリエルは、《アンダーワールド》内にいるアリスを探し出すため、ある秘策を試みる。

脚本:中本宗応
絵コンテ:木村 寛、菅野芳弘
演出:木村 寛
総作画監督:戸谷賢都
作画監督:水野辰哉、小松沙奈、鈴木理彩、戸谷賢都

https://sao-alicization.net/story/?id=ep02

第3話は襲撃の経緯の説明と、メインコントロールを奪取したがシステムをロックされ停滞するガブリエル一行から。NSAの依頼でA.L.I.C.E.の奪取に動いたようだ。しかし国家レベルの陰謀を描くと途端にチープになるのはどうしたものかね。

お約束のサングラス、いる?

自衛隊とは取引済みで、24時間は人命優先のお題目で制圧作戦に待ったがかかった状態だ。ライトキューブ格納室の耐圧扉の突破は、ライトキューブ破損の恐れから事実上不可能となっている。

護衛艦のことを「戦艦」と呼ばせているのはアニメ版だからか。 Web版ではイージス艦と呼んでいた。自衛隊はJSDFだ。分かりやすくするがゆえに一気に素人っぽくなるのやめて…

コンソールからアンダーワールドを覗く一行は、ログインして中からA.L.I.C.E.、すなわちアリスを見つけるアイデアに至る。ログイン可能なアカウントを探すと、人界のハイレベルアカウントは認証無しでは使えず、ダークテリトリーに認証無しのアカウントを見つける。

セキュリティガバガバは原作通りの展開だが、ここは新銀英伝のイゼルローン占拠作戦のように少し改変してもよかったように思う。司令室のセキュリティは機能したが、

場面変わってサブコントロール。アスナさんがアンダーワールド行きを志願し、高位アカウントでのログインを試みる。

ここで凛子さんが相手も同じことをするのでは?とまっとうな指摘をするも、比嘉がレベル1のアカウントしか無いと受け流す…と思いきや何か引っかかるそぶりを見せる比嘉。

アンダーワールドへのログインを始めるアスナさんのシーンでいったん終わり、場面変わって図書館。居眠りをするシノンの夢として、ガンゲイル・オンラインでガブリエル(サトライザー)に敗北したシーンが入る。

ガブリエルがSTLでのログインを開始したところで、ダークテリトリーの城に。女性騎士がアドミニストレータの死亡を男性騎士に報告するシーン。男性騎士が女性騎士にプロポーズ。途中からエンディングに入る。まあ必要な下りなんだけど、原作未見の人が心配になるほどブツ切りでエピソードを進めていく。

次回は「ダークテリトリー」

そしてエンディング後に、ガブリエルが皇帝ベクタとした降臨したカットが入り今回は終わり。

原作だと自分の恰好を悪趣味だと思ってます

次回は「ダークテリトリー」。ベクタがダークテリトリーの諸侯を統べるシーンから始まるはずだ。

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