シュタインズ・ゲート ゼロ 22話「投企のリナシメント」 感想

世界線変動率…1.123581

マルチエンディングのゲームを、リーディングシュタイナーを持つ岡部を軸に紡ぎなおすアニメ版。比屋定さんがアマデウスを消去するシーケンスはゲーム版シュタゲゼロの名場面だが、今回はうまくラストにはめ込んできた。

次回で最終回ということで、原作とはかなり違う展開になるのではないか。アマデウスの消去で世界線が変動した。変動率は1.123581。おや、見慣れない数値だな…と軽く調べたらやはり初出だ。

原作では、オペレーションアークライトを発動させても、世界線は変動しない。なぜならタイムマシンはどこかで座礁してしまい、結局岡部は未来からのDメールを送る必要に迫られるからだ。Dメールで「世界を騙せ!」動画を放った後、岡部はまゆりと鈴羽を探しにタイムマシンに乗る。

普通にアニメ化するとだいぶスッキリしないエンディングになる。原作がそうなのだし、ゼロなのだからそうなのだが、わざわざ世界線変動率を変えてきたのだから必ず何かある。

あと1話でどう本編に匹敵する大団円を用意するか。シュタインズ・ゲート世界線にアマデウスは存在しないが、プログラムも幸せに過ごせたかもしれない未来を目にしてみたい。

久しぶりに先が読めない。

コメント

  1. カインロッグ より:

    一般人視点だとモブキャラがどれだけ努力して成果を出そうが主人公のオカリンにとって都合のいい世界線以外は全部なかったことにされるディストピアの末路がSG世界線なんだよなあ…(小並感)

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