JR福知山線脱線事故-大丈夫か事故調

▼「非常」の前に通常ブレーキ 先頭車両も108キロ

・「キキッーという音がした」という乗客の証言が多数あることから明らかなように,通常ブレーキを利用してから非常ブレーキの使用に至ったのだろう。非常ブレーキは全エアーが抜ける「ブシュー」という間抜け気味な音がする。

 重要なのはここ。

事故直後に7両目が止まっていた線路の左レールに、車輪がこすったような傷が10~20センチ間隔で複数残されていたことも判明。左レールの傷は、2両目の車両が衝突したとみられる電柱のすぐ手前の部分だった。

 これを受けて事故調は「先頭車両の右側車輪が浮き、左側はロックされてレール上を跳びはねるような状態で大きく左に横転し、脱線したのではないか」とみている。どうだろう,それ。最近の電車はロックがかからないように自動車で言うところのABSが付いている。 車輪の一部が削れてしまうのを防ぐことを目的とした機構だが,これが作動するとこすった傷は間欠的になる。事故調はこっちの可能性はないと判断したのだろうか。

 また別のニュースでソースが出るのを待つことにする。

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