SAO アリシゼーション WoU 第1話「北の地にて」ネタバレ感想 静謐

北の大地で隠遁するキリトとアリス

ソードアート・オンライン(SAO)アリシゼーションのWar of Underworld編がスタート。第1話「北の地にて」は、アドミン様との総力戦ラストをアリスの視点から描き直し、最高司祭亡き後のアンダーワールド。ネタバレ回避のあらすじは以下。

アドミニストレータとの激闘から半年が過ぎた。右腕を失い、廃人のようになってしまったキリトを連れたアリスは、故郷であるルーリッド村のはずれで静かに暮らしていた。彼と共に守った世界を眺め、これまでを思い返すアリス。そんな彼女の前に、整合騎士の同僚であり、弟子でもあるエルドリエ・シンセシス・サーティワンが姿を見せる。

脚本:中本宗応
絵コンテ:小野 学
演出:佐久間貴史(st.シルバー)
総作画監督:山本由美子
作画監督:前田達之、大高美奈、秋月 彩

https://sao-alicization.net/story/?id=ep01
よかった…平和なのね…と思わせておいて

菜園を営むアリスに、駆け寄るセルカ。キリトの話題が上がるも、映し出されたのは廃人のそれ。

アドミン様には勝ったが現実に負けた

アドミン戦のラストで加速倍率が1倍になった中で現実世界と通信するキリトさんだったが、現実世界のオーシャンタートルは何者かの襲撃を受けて主電源にダメージが入り、その影響でキリトさんのライトキューブにサージ電流が。現実世界で脳死状態になっていたキリトさんだが、アンダーワールド内でも廃人となってしまう。

現実世界の回想シーン

ここでアドミン戦ラストの回想に入る。意識が戻ると、菊岡に食って掛かるキリトさんに気が付くアリス。目の前でよく分からない会話をしているうちに、雷に打たれたかのように気絶してしまうキリトさん。

「助けたのなら、その責任を取りなさい !」

そこにベルクーリも現れ、アドミン様、チュデルキンおよび元老院をキリトさんとユージオが壊滅させたことを整合騎士団に説明する。

アンダーワールドの人間をリソースにゴーレムを練成しようとしていた計画を打破せんとするため、とベルクーリさんは理を説くが、多くの整合騎士および見習いから完全に秩序を破壊した悪者扱いのキリトさん。

そしてルーリッド村へ

キリト背に飛竜(ドラゴン)に乗って ルーリッド村の門に降り立ち、入ろうとするアリス。罪人として連れていかれた経緯があるため「去れ」と言われてしまう。見ているこっちもブルーになるわ。

村の外でひっそりと暮らすアリスとキリトさん。村から仕事を受けているようだ。バルボッサなる富豪は大木を切り倒す仕事をアリスに依頼するも、この罪人め、と言わんばかりの舌打ち。

文句も言わずに青薔薇の剣をキリトさんから借り、一閃して切り倒す。

キリトさんから青薔薇の剣を“借りて ” しまう村人たち。かろうじて動くキリトさんが青薔薇の剣を奪い返そうとし、車いすから崩れ落ちる。

激怒するアリス。ここの作画が非常に美しく恐ろしい。憤怒の圧が伝わってくる。

くっ!
何やってるんだこの三下ども
(無言)

気おされて剣を返す村人たち。アリスを憎々しげに見やる村人たち。人界を守った意義が揺らぐモノローグが入る。飛竜はアマヨリという名だ。Web版や書籍版では雨縁(アマヨリ)と書く。音だけだとアマユリとかママユリに聞こえる。

アリスに帰参を促すエルドリエ

キリトさんと食事をするアリスさんの前に、飛竜タキグリ(滝刳)に乗ってエルドリエが登場。整合騎士団に戻ることを促す。

断るアリスに、その原因をキリトさんと見るエルドリエ。廃人になったキリトさんをなじる。アリスは静かに、キリトさんとは関係なく、整合騎士として権威を失い、心が折れた自分は戻れない、と。

哀切としか言いようがない

就寝するアリスとキリトさん。「私はどうすれば…っ!」と泣くアリスの前で、虚空を見つめて呻きだすキリトさん。不審に思って窓を見やると、赤々と染まった空が。

窓の外にアマエリ、ガラスに映るアリス。良い

これは…ダークテリトリーの襲撃!?で特殊エンディング終了。

イメージボードみたい

次回は「襲撃」

次回は「襲撃」。

エンドカードはこれ。神作画だ

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