ソードアート・オンライン アリシゼーション 第2話 感想 ゴールを示す序奏

初回の拡大版と打って変わって落ち着いた作り。記憶喪失の主人公で観る側の感情移入を誘う王道のシナリオだ。カットの切り替わりに表情の変化を入れる締めで、原作未読なら「あと1週間は生きよう…」となるに違いない。

ネタバレ前のあらすじは以下。

絶命の危機にあるキリトが目を覚ますと、そこはファンタジーゲームを彷彿とさせる謎の世界の中だった。記憶が曖昧なままログアウトを試すも、現実世界に戻ることはできない。キリトが途方に暮れながら散策していると、やがて巨大な樹の下にたどり着く。そこで一人の少年と出会う。その少年の名は、ユージオといった。キリトはこの世界について話を聞き出そうとするが、ログアウトの方法はわからない。そしてユージオは、かつて自分の幼馴染だったアリスという少女のことについて語りはじめる。

ソードアート・オンライン アリシゼーション 第2話「悪魔の樹」

脚本:木澤行人
絵コンテ・演出:佐久間貴史
総作画監督:鈴木 豪
作画監督:世良コータ

安心のステータスウィンドウ

最初に取り戻すスキルはステータスウィンドウの表示。ジェスチャーでこれが開く世界を見ると安心する。天命ことデュアビリティが数字で分かる。

ソードスキルの存在も分かり、これまたイキリトの源泉ゆえ安心する。良い。すべてはこれで良い。

尖塔と青髪の少女

2話ラスト、月夜に映えるなんか高い塔。ここしばらくの到達点を見せてくれるのは親切だ。高い建物が目に入ると安心する。BotWか。

この塔の後に、横になって笑みを浮かべる青い髪の少女。これは良い演出。原作未読なら後で驚けるので、覚えておこう。

このテンポで大丈夫か

しかしこのテンポで4クール、正直中だるみの予感しかしないので、アニメ版でどこまで疾走感を失わずにいられるか見ものだ。

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