年末進行でも腱鞘炎にならないキーボードについて

 年末進行でひたすらキーボードを打つ日々。書いても書いても仕事が終わらない。キーボードの打鍵数を計るソフトはないものか。と思ったらあった。成果主義というならこれで計測して欲しいものだ。文章の質は知らんが。営業職を万歩計で考課する会社もあるんだろうか。調べたらみんな「これだけ働いている」と文句を付けるための証拠アイテムとして活用していらっしゃる。赤い。話がずれたが,いくら打鍵してもいっこうに腱鞘炎にならない自分がありがたい。これのおかげである。

Happy Hacking Keyboard Professionalを買ったのは1年ほど前のことになる。これまた年末進行だったか何だかでひたすら文章を入力していたら手が痛くて仕方がない。頭が異常なまでに回転しているのに手が追いついてこない。空回りを手が抑えようというのか。止めて欲しい。

気が付くと秋葉原はぷらっとホームの店内にいた。キーボードを試すには良い店だ。第一客が少ない。心配になるくらいだ。つらつらと試していると,打った途端にスコーンと突き抜けたキーボードがいらっしゃる。HHK。しかもProfessional。ころころと指にまとわりつきながら押し返してくる弾力。たまらない。キーの仕組みはReal Forceと同じなのだが,押下圧が違う。HHK Proの方がやや軽い。45g。これが堪らない。

Real Forceは小指が30gで真ん中当たりが55g。指によって力が違うから合理的だと思うあなたはタッチタイピスト。私はタッチタイプができない。北斗の拳だろうがヤマトだろうが効果はない。だいたい先に進みたくならない。それはさておき,ほとんど親指,小指を使わないのでReal Forceは砂利道の様な次第であります。全キー30gというReal Forceも出たがHHK Proの45gには敵わない。

気が付くとHHK Proをお買いあげ。持ち歩けるので家と会社を往復させていた。なんせテンキーもなければカーソルキーもない。慣れないと何にも出来ないしおしおキーボードと言える。というかHHKを買って失望と憤怒を爆発させる御仁は引きを切らない。当初はやまった感に苛まれていたのを何とか乗り越えたのは奇跡に近い。結局もう1台買ってしまったのは今でも金銭的に苛まれるが。

HHK Proにしてから腱鞘炎とは無縁となった。もちろんどこかしらの筋肉は疲れるがちと解せばそれで解消。基本的に手を休めるほかない腱鞘炎とはわけが違う。エビ腹と骨折ほど違う。おかげでノートPCを買えなくなってしまった。何を叩いても感動はない。ThinkPadのT4xのキーボードには少し驚いたが何だあの重さは。合弁になるし勘弁してほしい。

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