JR福知山線脱線事故-カント不足の有無が鍵か

 鉄道の線路というのは良い意味で好い加減である。用地があってレールがあって車輌がある。そのパズルを計算と直感で解く。計算で上手くいかないと職人が出てきてビッとレールを敷く。

 ところが時は流れ,上を走る車輌は新しくなっていく。

▼空気バネ、異常振幅 バランス崩す誘因?

・電車が傾き始める前,乗客は激しい横揺れを感じたという。レールのゆがみと空気バネの挙動がレール外側へのベクトルをさらに増加させたのだろうか。国土交通省が公開する資料では,わずかにゆがんでいるような気もする。事故調はカント不足の疑いと合わせて3次元スキャナで調査しているようなので,その解析が待たれる。

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