JR福知山線脱線事故-やっぱりカント不足?

▼脱線現場 レール高低差不十分 JR西、認識しつつ対策怠る

・カントが不足していたようだ。70キロ制限で後4cmほど高い値が計算上の適正値だったとか。そこを120km/h前後の速度で進入したのだから,あり得ない脱線とは言えなくなってきた。

関係者によると、十分なカントをつけるには、カーブ進入とともに徐々にレールの高低差をつけるため、カーブ導入部の「緩和曲線」の距離を取ることが必要になる。しかし、現場は十分なカントをとることが難しかった。現場は外側レールが内側より、最大で九・七センチ高く敷設。この数値は基準内だったが、制限速度の七十キロで進入した場合、車両が遠心力とつりあう計算上の数値は一三・八センチだったという。

追記:

実際は停止時にぶっ倒れてしまうので在来線の最大カントは10cmちょいのようだ。カント不足とは言えないが,制限速度遵守の区間であることは間違いない。

コメント

タイトルとURLをコピーしました